2011 辻本雅志 公開されている診療報酬情報のための医薬品データと適用情報のLOD化 医薬品データ 2012 snowy 今回のデータセット部門で応募された会津若松市のデータセット「毎月大字別人口」をヒートマップでビジュアライゼーションしました。もとのデータセットは町・字名で緯度・経度が無かったため、こちらで追加したデータを使用しています。 地図の描写は、「Leaflet」(オープンソースのJavaScriptのライブラリー)を使用し、 地図データはOpenStreetMapを読み込んでいます。 ヒートマップはheatcanvas( MITライセンス)というJavaScriptを使って、HTML5のcanvasで描写しています。 * 今回使用した他にビジュアライゼーションに使えるJavascriptにRaphaël、Processing.js、D3.jsなどがあります。 2012 会津若松市 情報政策課 住基人口の年齢毎、大字毎の男女別の人数 毎月大字別人口 ヒートマップ 会津若松市の毎月大字別人口(2012年) 2011 松澤 類 2011年の秋に放送開始されたアニメと出演声優のデータです。秋アニメ全部の声優を挙げる気力が持たなかったので、自分が見たもの限定です。 anime_cast 2011 小嶋歩 1000日以上続いた日本の総理が行った政策やその時に起きた事件についてまとめてあります。近年総理の任期期間が短くなっているので、長く続けた総理に何か共通点があるのだろうかと思い調べました。 1000日以上続いた歴代総理とその背景 2012 谷杉 歩音 横浜市 関内・馬車道エリアに関して個別に存在しているアート情報、飲食店情報、気になる場所情報を「ヨコハマ・アート・LOD」,「くるくる関内×図書館総合展 飲食店案内」,「tab」から組み合わせてARブラウジングアプリ junaio 向けにまとめたチャンネル作成しました。 関内のアートイベントに訪れた人がイベント後も周辺で楽しめるよう目指しています。 2012 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR <メンバー> 上野直樹、関口昌幸、秋元慶太、 谷杉歩音、大崎 敬志朗、 朝香貴裕、藤川恵一、嘉門保夫、杉浦裕樹、広田盛一、生島高裕 (1) はじめに ここで展開されるテーマは横浜オープンデータハッカソン&アイディアソンでいろいろだされたアイデアをARアプリケーションということで集約したものです。 従って横浜オープンデータハッカソン&アイディアソン参加者皆さんのアイデアでもあります。 (2)観光ARアプリケーションとは 町情報のオープンデータからの作成とそのコンテンツのAR配信サービスを行います。 ポイントは町情報のAR情報への拡張です。 ARサービスのビジネスモデルとしては、その観光スポットでのAR情報とリアル情報の融合サービスなどが考えられます。 例えば、映画ロケ地で出演者の映像と自分の写真の融合など考えられます。 様々な著作権ビジネスが展開できる可能性があるでしょう。 サービス、コンテンツ、情報が行き交い経済的プラットホームが形成できるでしょう。 (3) モチベーション 町に住まう(住居)、たずねる(観光)という生活の基本的行動において、町の情報は非常に重要なものです。 それでは町の情報が今すぐに入手できる環境にあるかといえば、Webが進んだとはいえまだまだです。 その整備に関して、それを促進する近年の動きが2つあります。 - 1つはオープンデータに基づく、すぐに利用できるデータの増加です。 - もう1つはLODに代表される、ある程度のインテリジェンスを持った情報サービスが、低コストで実現できるようになったことです。 この2つの流れによって早く、ローコストで情報サービスを提供できる環境が整いました。 この状況の変化に乗って、新しい町情報サービス実現を提案したと思います。 (4) 背景のアイデア 1. オープンデータの収集   すでに存在しているオープンデータを収集し、カテゴリー化を行い知識ベースとしてまとめます。 2. 町情報キュレータの情報収集   良い知識、知恵は人が持っていることから、町キュレータを募集しその人たちから情報を収集し知識ベースを構築します。 3. 町キュレータ評価組織   町情報の質の向上のために町キュレータ評価組織を作ります。   これはセマンティックWebの最上位トラスト(信頼)を実現するための組織です。 4. コンシェルジュの育成   町キュレータ評価組織のもとコンシェルジュ、新キュレータの育成を行います。   観光案内などでアルバイトなどのビジネスモデルを作成します。 (5) 具体化 「観光ARアプリケーション」の具体的事例として「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」を検討します。 もう少し絞って「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」のプロトタイプ作成を行います。 観光ARアプリケーション 関内・馬車道アートイベント AR 2011 設樂昌利 1996年から今に至るまで人気作品として知られるポケットモンスターシリーズにおいて、ストーリー上で重要となる人物についてまとめました。主にゲーム上で使用されたモンスターについてと貰えるお金、住んでいた地方、アニメに登場した場合には声優に関するデータを載せています。人気の背景にどのような構成や難易度を誇っているのかに興味があり調べました。 ポケットモンスターシリーズにおけるジムリーダーと四天王 2011 佐藤翔太郎 声優をアニメの相手役同士で数珠つなぎしました。 共演者の共演者の…と、しりとりのようにつなげてみました。 声優数珠つなぎ 2012 三原鉄也 木野陽 ”広大なWebの世界にそびえる大きな樹ーLODの世界樹 そこには妖精たちが暮らしていて…” LODの世界ををより多くの人に伝えるために、キャラクターイラストで絵本風に「ビジュアライゼーション」しました。 日本語の他、英語をはじめ各言語版も順次追加予定です。 *****制作スタッフ***** 絵と文:木野 陽(マンガ家) 制作:三原 鉄也(筑波大学図書館情報メディア研究科) 監修:筑波大学図書館情報メディア研究科 杉本研究室 A Little and Big World - Tales of LOD 2012 s3works LODチャレンジ Japan 2012 作品募集期間中(2012/10/01~2013/01/31)の応募数を部門ごとに集計したものです.1/31は午前9時現在の件数です.Google Spreadsheetを利用して,インタラクティブな時系列グラフを作成しました. LODチャレンジ Japan 2012 応募数推移 2011 桝屋啓志 バイオリソースセンターでは、生物遺伝材料の収集、保存、提供事業を行っており、このデータセットは提供されているマウス系統のものです。系統、系統の持つ遺伝子の変異、生物学的な特性が、公共データやオントロジーにリンクされています。リンクの仕方は上位オントロジーに従っています。 BRC mouse strain 2011 高月照江 主要なエッセンシャルオイルについて、香りの種類や、精神的効能、使用上の注意事項等をまとめてみました。 エッセンシャルオイルについて 2012 坂野尚吾 松山寛 田村賢哉 西林直哉 野口健人 長田昌貴 OpenTextMapは初等・中等教育を対象とした教材地図データベースです。 地球上で起きた事柄は、それぞれ「位置」をもってつながりを持っております。 歴史の中や自然界で起きた事柄をGoogle Earthを用いることで、教材地図は、物事の地理的関係性や時系列関係性のビジュライゼーションは学習理解の促進につながると考えます。 OpenTextMapの教材地図には位置や時間関係だけでなく、写真・映像・図表等の文献等の関係性も含まれています。ここには、公的機関が提供する統計データやflickr等の画像コンテンツとの連携が可能であり、学習者の想像力を膨らませることに一役できます 。 OpenTextMapではテーマごとに用意されたを教材地図をweb上で確認し、ダウンロードすることができるようになっています。 また、それらをジャンルごとに分類し、キーワードや学習単元によって他の教材地図ともリンクされているため、目的にあった教材地図を見つけることもできます。 ※実際にOpenTextMapの教材地図を使って授業が行われた例もございます OpenTextMap(先生のため地理歴史教材地図) 2011 清水 昇 ライフサイエンス辞書の情報を㈱サイバーエッヂが、LOD Generatorを用いて、OWLとトリプルとに変換し、LODとして公開しています。 ライフサイエンス辞書のLODには、次の4種類のデータがあります。 (1).ライフサイエンス辞書の用語階層情報〔 (2).ライフサイエンス辞書の同義語情報 (3).ライフサイエンス辞書の統制語(Descriptor)情報 (4).ライフサイエンス辞書に於ける共起情報     量が多いので次の二つに分割しています。      ・共起情報パート1      ・共起情報パート2 ライフサイエンス辞書のLODでは、次の三種類の記述方法を用いています。 ①概念階層(包摂関係)記述 ②ia-a 関係記述 ③owl:intersectionOfを用いた複合概念記述 ライフサイエンス辞書のLOD 2011 込山悠介 [要旨] 農学生命科学分野にとって喫緊の課題である『バイオマス(生物由来資源)』を 対象に, 生命情報科学領域でも研究が盛んなセマンテックテクノロジーを用い, 生命科学の研究論文, データ資源, 政府統計情報および地理的情報のLOD化およびスキーマ設計を行った. [使用したデータ元] NEDO『バイオマス賦存量及び利用可能量の全国市町村別推計とマッピングデータの公開に向けたシステム開発に関する調査』, JARUS『バイオマス利活用技術情報データベース』, e-STAT『市町村コード』, PubMed (TogoWS via DBCLS), CiNii (Nii), DBpedia, DBpedia Lite, DBpedia Lite JP, LinkData (my data) および Location Site of Japanimation. 2011 ほえほえ [ Abstract ] いまや4000億円市場と推算される日本のサブカルチャー市場(オタク文化)の牽引役として, 毎年, 夏と冬の2回開催されるコミックマーケットの役割は文化, 産業, 技術の面から重要である(近年の参加者数は50万人程度).また今年で82回と同人イベントとしての歴史も長く, 今後, 蓄積されたコンテンツ情報を整理・分類していく必要があるだろう. しかしながら, ただアーカイブ化するのではなく, セマンテックデータ化することで再び同人創作へ利用できる汎用情報基盤を構築する必要があった. 本サークルではこれらのLOD化に取り組んでいる. [ Dataset ] コミックマーケット81 (C81・3日目, 2011年12月31日東プ20b)にて頒布したアニメ, ゲーム, ライトノベルなどの舞台となった自治体の情報を, DBpedia, DBpedia Light, DBpedia Light JPのIDを用いてリンクしたデータセットの改良版です. 本データセットで用いたスキーマ, 最終的にまとめたRDFの各形式(rdfxml, nt, ttl), および編纂の過程で用いた(CSV, TSV, Excel)を公開しています. SPARQL エンドポイントは準備中です. RDF化前の表形式を見ていただければデータセット全体の雰囲気が分かり易いかと存じます. http://cheese-factory.net/download/anime_seichi_120120.html データセットの個別データはエントリーIDとnt, rdf, ttl, n3, jsonのいずれかの拡張子を付けていただくことで取得することができます. http://cheese-factory.net/resource/seichi/(ID.拡張子) Location Site of Japanimation Biomasspedia 2012 中野 圭 寺澤 憲人 小副川健 生島高裕 羽鳥健太郎 Visualizationとは、ひと目では要点を理解できないData、Information、Knowledge、Wisdomという階層構造を持つ要素の集合を、ひと目で理解できるようにストーリーをつけ、魅せたい部分を際立たせる方法である。 現在はKnowledge(物理学の理論など)までを可視化することに成功しているように見える。今後はWisdom(適用性のあるノウハウ等)を可視化する方法を見出していく必要がある。残念ながら、この方法は未知である。 このようなWisdomを可視化する方法論をどのように確立していくかを議論することが大きな課題であるものの、構成的に構築せざるを得ない状況である。 Data Visualizationの今後について 2012 加藤 文彦 つながりマップは 2012年6月に開催された国立情報学研究所 平成24年度オープンハウス の展示ブースについて,あるブースに関係があると推測されるブースを紹介するシステムです. 国立情報学研究所のサービスである CiNii と KAKEN から国立情報学研究所に所属する研究者に関するRDFを収集し,またオープンハウス関連のデータもRDFにすることで,論文の共著者関係や科研費の申請関係等,各ブースの研究者の関係をグラフで可視化します. データはhttp://lod.ac/oh-uramap/sparqlからアクセス可能です.現在CiNiiのArticle RDFに含まれているAuthor URIが間違っている (#meが抜けている) ため,その点のみ改変して利用しています. 国立情報学研究所 平成24年度オープンハウス つながりマップ 2012 福野泰介 鯖江市営バス「つつじバス」のWebAPIを使い、リアルタイムの位置情報を模式図化した路線図と共に表示します。スマホのGPSを使い、現在位置付近の情報を見ることもできます。 2012 鯖江市役所情報統計課 鯖江市が運営するコミュティバス”つつじバス”の運行情報 コミュニティバスの位置情報 鯖江バスモニター 2012 榊原一人 ・1920年から2030年までの110年間の、日本の「5歳ごとx5年ごと」の人口推移のグラフです。「人口の波」の変形を、ぱらぱらマンガでご覧いただけます。 ・データソースは、1920年(大正9年)の第1回から2010年(平成22年)の第19回までの国勢調査のデータと、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口のデータを、独自に加工したものです。 ・第二次世界大戦後の1950年から2005年までの12回分のデータには、「働いている人」「結婚している人」「産まれた人」の3つの要素を、他の日本政府の公開データから抽出して追加しました。 ・processing2.0 Beta 7 で開発した実行ファイル形式です。 <意図> 人類史上かつてない、少子高齢化がすすむ日本。自分も歳をとり、いつか死んで行く。その意味が少しでもわかるかと思い、こうして図解しました。どうあるべきなのか、どうしてこうなったのか、どうすれば未来は変わって行くのかを、多くの人と考えていくベースになれれば嬉しいです。 <謝辞> この表現のためのツール「processing」とその解説書を書いてくれたBen Fryに感謝します。インスピレーションを与えてくれた、gapminderのHans Roslingと、子どもの頃の朝のお楽しみTV番組「カリキュラマシーン」に合わせて感謝します。 人口の波 2012 原田真喜子 コトバノキは、Web集合知上の語彙のつながりを視覚化するコンテンツです。コトバノキでは、Googleサーチエンジン、GoogleとYahooの検索予測候補、Twitter、Wikipedia、はてなキーワードの情報をサマライズし、Web上で語彙がどのように使用されているかを一様に閲覧することができます。視覚化の特徴として、1.概念体系モデルを参考に木をモチーフに語彙の用いられ方を体系化した事 2.Twitter集合知からツイートの感情メタデータを取得し、感情を色彩として表現した事 3.主観的な性質の集合知と客観的な性質の集合知に分類し、集合知ごとの語彙の使用環境の比較閲覧が可能 の3つがあります。 コトバノキでは、「想定外の言葉との出会い」がきっと待っています。 コトバノキ 2011 吉本龍司 図書館の施設に関する情報源としてはカーリル、WikipediaやSaveMLAKなどのウェブサイトや、国立国会図書館が運用するISILや国立情報学研究所のNACSIS参加組織コードなどの各種コードに紐づいたデータがあります。また、カーリルではシステムの特性上、図書館システム単位のシステムコードと図書館単位のLIBIDを付番しており、所蔵情報の問い合せにはこれらのコードが必要となります。 日本国内にある図書館についての施設情報・コードを結合し、相互運用性を高めるために施設情報を横断的に結合するためデータセットを提供します。 このデータを活用することによりそれぞれの情報源とカーリルとの連携を強化するだけではなく、相互の連携可能性も提供します。 図書館の施設情報を横断的に結合するデータセット 2011 溝手 竜 横浜観光コンベンションビューローがウェブサイトで公開しているデータをLOD化してみました。横浜はみどころがたくさんある街です。このデータを通じて横浜の魅力を広く伝えられれば幸いです。 横浜観光コンベンションビューローHP http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/ 横浜観光スポット施設情報 2011 大下和希 一人の食生活データを店の消費傾向から構築して共有することで食生活に基づいた店・パートナー・観光地を推薦する仕組みと実現方法のアイデアです。 共有:常川真央, 大下和希, 加藤文彦, 野村浩貴, 小林巌生 食LOD 2011 南 佳孝 NII:南佳孝 インディゴ:高橋陽一 早大理工:関口峻史 東大院:山口貴弘 他人や空想上の体験を追体験できるサービス。 記憶や環境を、体験としてユーザにインストールできないか。 リアル没入型サービス 2011 込山悠介 込山悠介, 和田匡路, 長野伸一, 渋谷健;  産業別, 分野別のエコ地域LODを作成し, 環境オントロジーとデータリソースを作成することで, 社会の最適化をはかる. 地域の事例を元に日本全国にLODの枠を広げ, 最終的にはグローバルに利用されるデータセットの提供をはかる. Linked Smart City 2011 大西 可奈子 概略: ジオコードを持つ歴史等の情報をLinked Data化し、地図等から利用する。 構成メンバー: 大西 可奈子(お茶の水女子大学), 一瀬詩織(お茶の水女子大学), 荻島創一(東京医科歯科大学), 中尾光輝(クリエイティブコモンズジャパン), 上原龍 ヒストリンク 2011 氏家真 メンバー:佐々木一貴、松村冬子、年岡晃一、David Gifford, 氏家真 個人のスキルに加えて夢(嗜好)を加えたDBと、個人-グループ-企業をつなぐシーズとニーズのマッチングプラットホーム。 個人だけでなく組織にも過去履歴のログをデータとしてタグづけることで、夢を共有したグループ作りを支援する。 過去の履歴は夢(嗜好)、財務、リソース、ノウハウを含む。それらの構成要素にオントロジーをつける。 Linked Open Dream 2011 年岡晃一 地図コードを持つ危険箇所・防災に関する情報網の社会インフラ構築を行う。情報源や信頼性のLOD構築も行う。例として消防法違反ビルの指摘など。 メンバー:年岡晃一、山本貴之 防災LOD 2011 年岡晃一 概略 社会に広く散在する問題に関する主張についてDebate形式の議論の場の社会インフラ構築を行う。社会の様々な提言に繋がる意見を集約する機能を果たす役割をLODシステムで作る。議論の形式、意見の整理を行い又、賛同票及び非賛同票の集計を自動的に行う。各主張の問題点が整理される中で用語・事実確認などを広く一般社会で行えるようにする。 メンバー:年岡晃一、石田翔平 異論・反論LOD 2011 藤吉 賢 メンバー:藤吉 賢、青木 優莉 現在の複雑な社会の構造を把握するために、学際キャンパスとして著名な慶應義塾大学のSFCを小さな社会とみなし、キャンパス内における各学問分野の構成や相互作用を様々なLODを用いて分析する。 これをベースとし、特定のデータを入力することでそのデータが示している『社会』の相互関係を図式化するツールを開発する。実は関連性を持っている可能性が高いのに今までやりとりを一切してこなかった分野の企業、団体同士の提携などを提示し、社会でのあり方を提示する。 『小さな社会』のLOD 2011 本多 裕美 誰にもおこりえるはずの病気や事故による怪我は、予測が困難と言えます。若し、発症が自宅ないしは地理的情報に詳しい場所で生じたならば、新たに情報を探すことなく、すぐに周知の医療機関へ問い合わせをする行動に移すことが出来ます。 しかし、数日間や数週間程度の短期出張や国内外の旅行など、日常的な行動範囲外での急病等、医師の診察を必要とする場合、ウェブ検索で得る情報は、利用者のITリテラシーによって得られる内容が変動するかもしれません。 又、医療機関のプロフィール公開といった受診者にとって、選択の鍵とも言える診療科目や専門医師、先端医療への取り組みレベルなど、少しでも最新の情報を入手し、理解した上で診察を受けたいと考えるのではないでしょうか。 現在、『食』の面でも、食材の生産者プロフィールを付加情報として提供された上で、消費者が購入先を選択するという、個人の主体性を生かす取り組みが浸透しています。 既に、医療機関も、そうした患者側に配慮された設備や専属医師のプロフィール紹介などの情報が提供済みか、これから公開すべくご準備をされているかと存じます。 それでも、専門医師の治療を必要とされていらっしゃる方々をはじめ、全ての方々に対し、少しでもタイミングを逃さず、又医療技術者側の視点による安全な情報が届く仕組みとして想定しています。 専門医療LOD 2011 山本泰智 引越し、確定申告、不動産の購入、結婚など、人生で起こる様々なイベントに対応して、居住地域の関連する複数の役所や施設に届け出たり問い合わせしたりすることが必要になるが、地域毎にコンタクトポイントや窓口を探す手間がかかるほか、提供サービス内容も異なることがある。その一方で、これらのイベントは居住地域を問わず生じるものであり、それに対して期待されるサービスも共通している。急病人が発生した場合に対応して119番通報サービスが地域を問わず提供されているのと同様に、上記の様なイベントに対してはより簡単にアクセス出来る手段があると望ましい。そこで、1. 地域サービスデータセット(各地域で提供されるサービスを抽象化したデータが含まれる)、2. イベントとサービスを関連づけるデータセット(様々なイベントと地域サービスデータセットの項目をリンクするデータが含まれる)、3. 地域サービス提供施設データセット(所在、コンタクトポイント、コンタクト可能時間、地域サービスデータセットに含まれる項目と実際に提供されているサービスをリンクするデータ、サービス毎の条件やコストなどが含まれる)を用意する。これにより、スマートフォンのように現在地が取得出来るデバイスを用いることで、発生したイベントをクエリとすれば、当該地域で受けられるサービス、当該サービスを受けるために必要な手続き、問い合わせ先などが簡単に得られる環境が実現する。 地域サービスLOD 2011 本多 裕美 日常生活で生じる病気や事故による怪我は、予測が困難と言えます。若し、急な症状が自宅ないしは地理情報に詳しい場所で生じたならば、新たに情報を探すことなく、すぐに周知の医療機関へ問い合わせが出来ます。 しかし、数日間や数週間程度の短期出張や国内外の旅行など、日常的な行動範囲外での急病等、医師の診察を必要とする場合、ウェブ検索で得る情報は、利用者のITリテラシーによって得られる内容が変動するかも知れません。 更に、もしも診察を受けた際、突然「生命に関わります...。」と医師から告げられれば、誰もがこれからの人生を考え直し、その上で専門医療機関を探すことでしょう。その時、選択に必要な専門医師のプロフィール、先端医療への取り組みレベルなど、最新の情報を入手し、少しでも安心して診察を受けたいと考えるのではないでしょうか。 現在、『食』の面でも、食材の生産者プロフィールを付加情報として提供された上で、消費者が購入先を選択するという、個人の主体性を生かす取り組みが浸透しています。 既に、医療機関も、そうした患者側に配慮された設備や専属医師のプロフィール紹介などの情報提供を開始されていらっしゃるかも知れません。 それでも、専門医師の治療を必要とされていらっしゃる方々をはじめ、全ての方々に対し、少しでもタイミングを逃さず、又医療技術者側の視点も含まれた、より具体的な情報が届く仕組みが世の中に浸透してゆければと考えております。 先端・専門医療へ繋がるLOD 2012 snowy 「作家の歩み」は作家の生前に出版された図書をタイムラインで表現したウェブサイトです。 作家の生没年はWeb NDL Authorities、図書の情報はCiNii Books APIからを取得しています。 何歳の時にどの作品を書いたのか、どの時期に多くの作品が生まれているのかなど、作家の執筆活動の歩みが視覚的に表現されています。 同姓同名の問題などがあるため、現在は検索機能は付けていません。 *** 今後の展開 *** 文学史や社会的な事件も同じタイムライン上で表現できると作品と社会の関係を視覚化することができるのではないかと思います。 作家の歩み 2011 山口貴弘 甲虫類のなかでも最大のグループであるオサムシのデータベースを、マップ形式で表示する。捕獲した1個体ずつについて写真、生息地などを記録し、地域変異を詳しく追跡。アマチュア、プロ問わず多数の研究者が参加することを目標とする。 GPXを用いたオサムシ図鑑 2011 和田匡路 天野晃 Multiversal Network (MN) とは ”Network of Multi Universal Networks” を意味し、インターネットを含む既存のいくつかのネットワークを統合するものである。 MN 上で流通するデータは、全てデジタルデータでありプライバシーなどの問題がない限り公開されリンクされることにより Linked Open Data (LOD) となる。 LOD となることで他のデータからもリンクすることができるようになり、これまで孤立していた個々のネットワークを統一的に扱うことが可能になる。MN において特筆すべき新規性のひとつは電力のデータ化と、電力情報の LOD 化である。電力をデータと同様に扱うことはすでに提唱されてきたことであるが、電力がどこにあるのか・どういう経路で配電されるのかといった電力情報を LOD という形で公開しリンクすることは考えられてこなかった。 MN では「電力」もデータと同じように送受信され、抽象化された上位の層によって制御される。つまり、利用者は電力を、 ” 電力が欲しい ” というリクエストによって、他のデータと同じように受信し、データを公開するのと同じように、電力を送信することができる。例えば消費電力量は、家庭ごと地域ごとにまとめられることで地理情報のデータとリンクし、活用することが可能になる。 Multiversal Network 2011 明智 那央 西 紗記子 これは、政治家の言動をチェックするためのLODである。Webにはニュース等の取材された政治家の言動や、政治家自身が発信する情報が多数存在する。また、政治家の所属している団体や献金に関する情報もある。これらのデータはバラバラに存在しているが、本来は政治家個人を中心として述語をもって紐付けられるべきデータである。このようなデータが公開されていれば、いままでは直近の情報に左右されがちであった有権者にとって投票の有力な判断材料となる。ニュース等の此処の言動は基本的にWeb上のリソースで存在するためURIで管理できる。しかし、同じ言動を指すURIも多いため、それらを纏めて分類するWebページをCMSで作成し、そのURIである程度纏まった単位で言動を管理する。この謂わば緩衝用のレイヤーは、情報の適切な粒度の維持もさることながらリンク切れや修正をデータ本体から緩やかに守り、永続性を高める役割も果たす。このWebページは恣意的な編集による演出が可能な限り混入しないよう編集履歴を完全に衆人監視にする。この編集は坂本竜基氏のWebアノテーションライブラリを改造すれば実現可能であると予想している。これにより今までにない信頼性の高いLODを提供可能になると考えている。 LODな政治 2011 深谷勇次 芦田尚人 足立祐一 近藤繁延 「本を読む、歌詞を読むことにより、想像の世界は膨らみ、現実的にそこに行ってみたい感情が湧いてくる」同じ本や歌詞に登場する場所を知ることで本当に行ってみたい感覚は増すものです 「現在の街は大小の違いはあるものの、変化は常にある」 本や歌詞が書かれた時の地図を現在の地図と重ね合わせて同時に見ることができれば、現地で更なる本や歌の世界に浸ることができる 「その土地には、その時代に伝えられる郷土の話が存在する」 郷土の話は、その地域でのみ伝えられることが多い。公開された図書と同様にオープンな話として残すことで、現在その地に住む人、現在の地図を見て訪れた人が、本や歌詞が書かれた時の地図を見ながら話の内容に思いをはせることができる 本内容を歌、図書、映画、地図(現在、年別)、土地情報(地名の由来、情報)、歴史(史跡、遺跡)のデータを重ねて 使用するアイデアを考えました。 登場地を巡る 2011 深谷勇次 芦田尚人 足立祐一 近藤繁延 「経路を検討するにあたって、体調に基づいて移動方法がわかれば便利ではないか?」 「高齢者や障害者、病気やケガをしている人などにとっても、安全で安心して移動できるバリアフリーな経路は?」 地図、道路情報、テナント情報が組み合わされることにより、上記のような各々の状況によって最適な経路表現が可能となる 移動を行う際、細かい経路は、必要なものの、方向感や直近の心構えを行うガイドがあることで、移動する際の気持ちへのサポートを実現できる 上記のアイデアを地図、テナント情報(目的における階段、テナント内移動のための位置情報)、健康データ、天気、道路状況(高低差、工事情報、バリアフリー、アーケード情報)、経路内補足情報(駅構内階段情報他) を使用するアイデアを考えました。 行く道のしんどさを知る 2011 渋谷 健 ゲームにLODの要素を加えたらどうなるでしょうか。ゲームのシナリオ、キャラクター、イベント、アイテムといった要素をLOD化し、自由に追加できるとしたら、ソーシャルの力も使ってまさにビッグデータ時代の”はてしない物語” が実現できるのではないでしょうか。 さらにスマートデバイスはもちろん、AR(拡張現実)やIOT(モノのインターネット)などを活用すれば、現実世界(リアルサービス)との融合も可能になります。そしてソーシャルによる監視機能とOPEN ID管理による認証の仕組が働けば、偏った課金システムを排除し、健全なゲームとして成立するでしょう。それが 「Linked Open Game」です。 Linked Open Game 2011 渋谷 健 昨今話題になっているソーシャル・ソーシングやクラウド・ソーシングといった新しい働き方。インターネット環境を利用して働くというものであり、在宅勤務の一つの形として注目されています。雇用者つまり企業サイドから見れば過剰に人材を抱えることなく組織を適正化することになりますし、被雇用者側からすれば育児中などでも働ける環境となっていくためです。そしてこのソーシャル・ソーシングやクラウドソーシングにLinked Open Dataの要素を加えた「Linked Open Sourcing」が実現できれば、  ・タイムリーに  ・適正な金額で  ・必要な質と  ・必要な量の リソース(被雇用者)と仕事(雇用者=企業)をマッチングする、より最適化された雇用システムが構築可能になります。 Linked Open Sourcing 2011 井本大輔 SNSの普及、多種多様化によって人によってSNSは欠かせないものとなっている。その中でSNSは登録していないと利用が出来ないものが多く、また人によって利用しているSNSも異なる為にミスマッチを起こしてるのではないか。(Aさんは同じ趣味を持つ人を、あるSNSに登録して出会いを求めようとしたが見つからずSNSそのものを利用をやめてしまった。しかし、別のSNSではその趣味を持つ者が多くいた。) そこで、SNSの各種データをLOD化。それによってSNS外からの検索により新しい出会い、サービスの構築が出来るのではないか。 SNSLOD 2012 只木進一 吉賀夏子 渡辺健次 Web上では近年様々な電子図書館が設けられており、様々な作品の画像や書誌情報を簡単に閲覧できるようになりました。しかし年々蓄積される情報が膨大になるにつれて、わずかなキーワードやシステムに備え付けの機能で検索をして、必要な情報を見つけ出す事自体にも、膨大な労力を費やすようになりました。特に、歴史・人文科学的資料の調査では、ある作品の著者の名前(号、幼名、旧姓、別名等)を調べること、すなわち「名寄せ」は重要かつ困難な作業のひとつです。 そこで、電子図書館の利用者がある作品の著者を検索する際に、名寄せや年代の確認等を行いながら、目的の資料に関するデータを効率的に探す方法を考えました。本作では、Linked DataとなっているWeb NDLA Authorities(国立国会図書館典拠データ)が活用できるように、佐賀大学所蔵の「市場直次郎コレクション」(http://www.dl.saga-u.ac.jp/OgiNabesima/)書誌データもLinked Dataに変換して各属性を一致させることで、同じタイムラインに表示させたり、ファセット検索できるようにしました。個々の小さなデータベースでも、そのデータをLinked Open Dataにすることで、別のデータベースと機械的に属性を合わせ、かつ適切な可視化を施せば、そのデータの価値をもっと引き出すことができると思います。 なお、利用許諾等の関係で、ウェブアプリの紹介と説明はビデオでのプレゼンテーションとなっています。補足説明はウェブサイト(http://www.ai.is.saga-u.ac.jp/~yoshiga/ichiba/)に載せていますので、併せてご覧ください。 Web NDLA Authorities(国立国会図書館典拠データ)を利用した名寄せと書誌情報の検索およびタイムラインを使った可視化 2011 秋山 大志 カーナビや歩行者ナビ、乗換案内等に代表されるような経路検索・ナビゲーションサービスは多く存在するが、そのほとんどが最短ルート、もしくは、最短ルートの候補の絞込条件に、料金が安い、乗換がしやすい、曲がり角が少ない、雨に濡れないなど、限られた属性に対する経路情報・ナビを提供している場合が多い。 本アイデアでは、さまざまなGISデータをLOD化し、そのポイントデータに多種多様な属性の評価者が付加した「魅力」データを用いて、同様の属性のユーザーに対して、魅力的なルートを提供するサービスを実現する。 最短アルゴリズムではなく魅力をベースとした経路情報提供サービス 2011 大西可奈子 Linked Open Dataを情報源とした情報抽出アイディアを提案します. ここでは入力として,任意の文章を想定し,その文章に関連があると思われる知識をLinked Open Dataから抽出します.関連性の調査にはプロパティを利用しました.この情報抽出の特徴は,キーワード検索と違い,ユーザにとって未知の知識でも抽出できることと,抽出できる知識がLinked Open Dataの成長と比例して増えていくという点です. Linked Open Dataを利用した情報拡張手法の提案 2011 大西可奈子 RDF形式で記述されたリソースが潜在的にもつ傾向を抽出するアイディアを提案します. ここではリソースに3つのスコア持たせ,それらの組合せによって複数の傾向を判断できるようにしました. 現在判断できる傾向は,周知のリソースである傾向と,固有のリソースである傾向です. 例えば,ある俳優に着目した時,その俳優がプロパティを介して結び付く様々なリソースの中で, 周知のリソースとして本手法で抽出できるリソースは例えば,出身地や有名な映画等です. 固有のリソースとして抽出できるリソースは例えば,あまり知られていないような映画等です. RDFで記述されたリソースの傾向抽出手法の提案 2011 中村 大輔 有用な情報をLODとして公開したいが、メタデータ化するための基本語彙セットが未整備な状況が考えられる。そのための基本語彙セットの抽出・選定方法を提案する。 提案方法では、5W1Hに、Whom、How much、How manyを追加した6W3Hの分類軸を用いて基本語彙候補を抽出し、樹形図を用いて語彙間の階層関係を明らかにして基本語彙セットの選定を行う。求人情報を題材に、提案手法の応用方法を示す。 メンバー:中村大輔、福山峻一 6W3H法によるメタデータ化用基本語彙の選定方法 2011 野村浩貴 新しいデータリンク方法とサービスの提案。 ディスプレイにタッチすると、情報が保存されるクラウドサービス。 デジタルサイネージが普及した日常生活を考えて、 電子広告にタッチする、現地案内ディスプレイにタッチする、などの場合に、 タッチした対象のデータが、個人データとしてリンクしながら保存されるサービス。 例えば、旅行を計画する場面では、ガイドブックを電子書籍で閲覧しながら、 行きたいと思った観光地や店舗記事をタッチする。 タッチされた写真や記事は個人データとして保存される。 現地に赴き、現地ガイドをするディスプレイにタッチすると、 現地ガイドデータと事前に保存しておいたデータがリンクして表示され、 行きたいと思っていた場所の誘導とガイドをしてくれる。 touchlink 2011 南雲 桂 ITが登場して以降膨大な情報が流通するようになり、必要な情報とそうでない情報が混在するようになっている 次々とめまぐるしく情報が出てくるため、情報を追い続けることが難しい また、事実としての情報と意見としての情報が入り組んでおり、その識別も困難になっている(ステルス・マーケティングもその一例) これに対し、人間が処理できる情報量は100年以上前から大きく変わらない 特に無秩序に羅列された情報、整理されていない情報を理解するには時間がかかり、かつ前提知識も必要となる こうした状況に対し、一定の軸を持ちながら個々人に必要な情報を、客観的事実とソーシャルからの主観的意見を切り分けて提供する、新しいメディアが必要となっている そこで、LODとアナリティクスを活用し、パーソナライズ化されたメディアを構築する オープン・アナリティクス・メディア 2011 南雲 桂 学校教育に限らず、勉強で使う教科書・参考書は特定のテーマについて深掘りされ、情報が記載されている しかしながら、実社会においてはひとつの教科書の情報だけが必要であることは少なく、例えば国語や英語の知識を持った上で、歴史認識があり、社会の仕組みを理解した上で、理科の要素を踏まえ、商品を買ったり使ったりしている 例えば、京都旅行のツアーをインターネットで申し込む場合は、無意識にこれらの情報を踏まえている このように教育で得られる知識は本来リンクしているものであり、リンクした状態で学ぶことは実社会に適合した教育に近いといえる そこで、LODを利用したより実践的な教育コンテンツを提供する仕組みとして「つながる教科書」を提案する なお、この教科書は学校教育だけでなく、生涯教育に、さらには関連するECなどのサービスにも広がるものである つながる教科書 2011 茂木 学 視聴中のテレビ番組に関連する写真等のライフログ情報を各ユーザのタブレットPC上に提示するユースケースです. アイデアは,番組のメタデータとライフログをLODを用いて関連付ける点です. TV番組とライフログをくっつける! 2011 渋谷 健 プランニングを行うには、まずリサーチが必要になります。そして情報を整理し、分析し、考察をまとめ、目標を設定し、その実現に向けたプロセスを描く必要があります。本質的には「目標を設定し、その実現に向けたプロセスを描く」ことが大事なわけです。ここにフォーカスするため、プランニングサポートツールが「LODプランナー」です。 この「LODプランナー」は、プランニングの負荷を下げるだけでなく、創造性を刺激して、新しいものを生み出す力を支援します。それは単に資料を創るだけにとどまらず、新しい商品やサービス、または社会の仕組みとなって私たちの生活に影響していきます。 LODプランナー 2012 北本朝展 エレクトリカル・ジャパンは、東日本大震災後の日本の電力事情を理解するための電力データ集約・可視化サイトです。電力の供給に関するデータとしては、日本全国約3300ヶ所の発電所の位置や出力を独自に調査してデータベース化するとともに、各電力会社が提供するリアルタイム電力供給データをアーカイブして利用しています。一方電力の需要に関するデータとしては、日本全国の電力消費を象徴するデータとして夜間照明光を観測した衛星観測データを可視化することで、電力供給を象徴する発電所の分布と比較できるようにしました。また電力需要に関係する気象データ(アメダス気温・日照時間)も電力データと関連付けて利用できるようにしています。さらに経済産業省資源エネルギー庁や財務省が公開する政府統計データを解析し、グラフなどの形で可視化しました。そしてデータを核としたストーリーを作るデータジャーナリズムの方法論を活用し、日本の電力事情を発電所が開設された歴史のアニメーションで表現したり、電力融通データが示す意味などを解釈したりするなどの試みを行いました。詳しくは「データジャーナリズムで日本の電力問題を可視化する」http://researchmap.jp/joog1dk73-1786/ をご覧ください。なおライセンスについては、将来的にはよりオープンなライセンスに移行したいとは考えていますが、現状では最終判断を下せないため「全ての権利を主張」に設定しています。 全ての権利の主張 エレクトリカル・ジャパン 2011 大場みち子 小林巌生 小林龍生 山口琢 現代のTVドラマは様々な関心や行動のハブである。特に歴史ドラマは、同じ出来事や人物を、様々な視点から何度も取り上げてきたため、様々な関心を向けられ、また様々な関心を外へ放つ。このハブ機能をLOD化によって強化・加速し、観光誘致や、史料・番組アーカイブの有効活用につなげる。各番組ごと、あるいはシリーズごとにLOD化して、この運動を海外にも広げることで、それらの連携によって効果を増す。 歴史ドラマLOD 2011 一瀬詩織 Linked Data上の作家の関係を用いた、作家の推薦を行うアイデアです。 Linked Data上の作家間の関係を利用することで、ユーザが既に興味を持っている作家群と強い関係を持つ作家を抽出し、推薦します。 Linked Dataを用いた作家の推薦 2011 秋山 大志 「笑い」というのは、人間の感情表出行動の一つで、その笑いの対象となるものを一意的に定義することは出来ない。笑いの対象を評価する評価者の主観に大きく影響される「お笑い」だが、過去のお笑いブームや、国民的な人気を誇る「芸人」の存在は、その共通性(共通因子)の可能性を示唆している。「お笑い」を構成する要素の分解と因子分析を、その評価者の属性の違い(性差・文化差・地域差など)と、笑いのツボと合わせて行うことにより、万国共通の「お笑い」要素の発見と、ローカルな「お笑い」の違いの研究を行い、アニメやアイドルなどと違い、国内市場に留まる日本発の「OWARAI」の世界への輸出の一助としたい。 2011 土井裕太 お笑い芸人のコンビ名とその事務所および同期関係のデータです.人数が多かったので有名どころに絞りました. お笑い芸人コンビとその事務所および同期関係 日本初のOWARAIを世界に 2011 下山紗代子 吉田有子 豊田哲郎 テーブルデータをRDF形式に変換して公開できる支援サイトです。 ウェブアプリとしてフリーでサービスしています。投稿されたデータはクリエイティブコモンズのライセンスで利用できます。ただし、LinkData.jp自体はオープンソースではありません。 全ての権利の主張 LinkData.jp 2011 牟田 将史 CiNii ウェブAPIを利用したアプリケーションです。 研究者の名前(現在は日本人のみ対応しています)を入力すると、CiNii上よりその人の論文を検索し、その結果よりかっこいい2つ名を生成します。 なんとなくその人の分野も分かるかも? 研究者の2つ名 2011 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が公開するヨコハマ・アートLOD(イベント情報、アーティスト情報、施設情報)を検索するためのウェブサイトです。 検索でヒットしたアイテムの個別ページではメタ情報を展開表示しました。 今後、同法人の横浜のアート情報を一覧できるアーカイブサイトとして発展させていきたいと考えています。 全ての権利の主張 2011 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営する2つのウェブサイトのデータをLOD化しました。 横浜の文化芸術系のイベント情報を集めたヨコハマ・アートカレンダー17,000件、同じく横浜のアーティストやクリエイターの情報を集めたアートデータバンク90件。また、同財団が管理する施設情報についてもデータ化しています。アートカレンダー(http://www.yaf.or.jp/m/navi/artcal/index.php)アートデータバンク(http://acy.yafjp.org/artist/index.html) ヨコハマ・アートLOD Yokohama Art Search 2011 大須賀 昭彦 川村 隆浩 スマートフォンを用いて環境をセンシング,クラウド上のLODを検索することで,その環境に適した植物をARで実空間に重畳表示するAndroidアプリ 全ての権利の主張 2011 大須賀 昭彦 川村 隆浩 スマートフォンを用いて環境をセンシング,クラウド上のLODを検索することで,その環境に適した植物をARで実空間に重畳表示するサービス,および本スキームを活用したフィールド分野への展開. 花咲かめら: フィールドでのLOD活用 花咲かめら: フィールドでのLOD活用 2011 常川真央 LODに対応しているウェブサービスに掲載された書誌情報をBibTeX形式に変換するウェブサービスです。これを用いることで、論文執筆の際に様々な情報資源を簡単に参照できるよう支援します。現在は国立国会図書館サーチの書誌情報にのみ対応しています。 LOD2BibTeX 2011 yoneken CiNiiデータベースでキーワードに一致する文献数の経年変化をグラフ化するWebアプリです. 気になるキーワードの,年ごとの盛り上がりや盛り下がりをチェックしてみましょう♪ 検索結果のURLはメールやBBSに貼付けたり,1クリックでTwitterに投稿したりして共有できます. このアプリケーションはパブリックドメインです.中のコードはどうぞ好き勝手いじってください. NumCi 2011 上田 洋 「ミュージアムへ行こう!」はTwitter連携型ミュージアム検索サイトです。 地図・リスト・キーワードで日本各地のミュージアムを探すことができます。登録ミュージアムは3000以上。今後も増やしていきます。iPhoneやAndroidなどスマートフォンにも対応し、GPSと連動した近隣ミュージアムの検索を手軽に行えます。Twitterアカウント go2museum では毎日ミュージアムを紹介しています。また、フォローしているとあなたの近くにあるミュージアムを教えてくれます。 「ミュージアムへ行こう!」では、LODAC Museum、LODAC Location、DBPedia、saveMLAKなど様々なデータプロバイダのデータをつないで、ミュージアムを探すために役立つ情報を提供しています。 全ての権利の主張 ミュージアムへ行こう! 2011 鈴木健太 企業情報エクスプローラとはLinked Open Dataを利用した企業に関するデータを閲覧するためのアプリケーションです。Linked Open Dataをデータソースとして利用することで、複数のドメインにまたがるアプリケーション制作が容易に行うことが可能となりました。 全ての権利の主張 企業情報エクスプローラ 2011 松村 冬子 Yokohama Art Spotは,公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が公開しているヨコハマ・アートLOD(エントリー番号d009)を用いて,横浜市内の芸術関連施設とそこで開催されるイベントを案内するWebサイトです.アクセス時に表示される全体マップでは,施設およびイベントが横浜市内の地図に表示されます.また,エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社により運営されている位置情報Q&AサービスPinQAで共有されている横浜周辺のQ&Aについても同時に表示可能です.さらに個々の施設のページでは,開館時間やアクセス方法,タイムラインインタフェースによる各施設のイベントの一覧を閲覧できます.また,一部の美術館に限り,国内の博物館情報のLinked DataであるLODAC Museumとリンクすることで,所蔵する作品をジャンルごとに閲覧することもできます.Linked Dataとしてデータを公開することで,地域に密着したアート情報から専門的なアート情報,そして地域周辺のQ&Aの情報まで,各施設が新たに大きな労力を使わずともシームレスに連携して利用することができます. 全ての権利の主張 Yokohama Art Spot 2011 福野泰介 モバイルトイレナビ(鯖江市版) 現在位置から近くのトイレまでの徒歩ルートをGoogleのルート検索APIを使い近い順に表示します。鯖江市から公開された「Dataシティさばえ(市内のトイレ情報)」を使っているため、男女別だけでなく赤ちゃんベッドの台数、障碍者用トイレ、オストメイト対応トイレの数を事前に確認できます。(公開トイレ一覧) Android、iPhone対応。Geo3x3表示対応。 2011 鯖江市情報統計課 鯖江市内の公園トイレの位置、男女の別、バリアーフリー情報です。 公園トイレ情報 findwc モバイルトイレナビ(鯖江版) 2011 清水 昇 Excelなどの表計算ソフトや関係データベースのデータからLOD用の言語(RDF、OWLおよびトリプル)で記述されたデータを簡単に作成することができ、その作成されたデータをウェブ上で公開することによりLODの公開が簡単に可能となります。 全ての権利の主張 LODジェネレータ 2011 G-language Project 多数の生物学データベースに登録されている情報を横断的に利用し、対象の遺伝子に関する情報を高速収集するWeb APIです。この遺伝子の機能は? 構造は? 相互作用は? 他のデータベースではどういうIDでどう登録されている? あなたの知りたい遺伝子について、そのIDを教えてください。対応している1億以上のID、そのどれでもかまいません。IDがわからないなら配列でも。その遺伝子に関連する情報を2億4000万以上のLODから高速かつ自動的に検索し、その遺伝子に関連する情報をRDFやTabularで提供します。「Structure」など知りたい情報の種類を一緒に与えることで、その情報だけを取得することも可能です。 全ての権利の主張 Restauro-G version 2 2011 玉川奨 WiLDは日本語Wikipediaオントロジーを利用し,Wikipediaオントロジー内の概念検索や比較をするだけでなく,他のLODやAPI群と概念をつなげることで,連想支援・分析支援を行うアプリケーションです. 例えば,「福澤諭吉」を検索した際に示される情報をたどっていくことで,「学問のすゝめ」の文書情報をamazonから受け取って表示する等が可能になります. 全ての権利の主張 2011 山口高平 森田武史 玉川奨 Wikipediaは語彙網羅性および即時更新性に優れており,半構造情報資源であることからフリーテキストと比べてオントロジーとのギャップが小さいです.そのため,Wikipediaからのオントロジー学習研究が近年,盛んに行われています.しかしながら,Wikipedia はユーザ参加型という性質上,厳密な体系化が行われていないため,Wikipediaからのオントロジー学習には,多くの課題が存在しています.DBpediaはInfoboxの構造に着目し,Wikipediaから大量のトリプルを抽出しました.我々の日本語WikipediaオントロジーはInfoboxだけでなく,Wikipediaの様々な構造を利用し,半自動的に日本語に特化したオントロジーです. 検索APIのURL:http://www.yamaguti.comp.ae.keio.ac.jp/wikipedia_ontology/ 日本語Wikipediaオントロジー WiLD - Wikipedia Linked Data Application - 2011 後藤孝行 DashSearch for SPARQLは,Linked Dataを多面的に検索することができる検索インタフェースです.ウィジェットという視覚的なオブジェクトを組み合わせることでファセット検索が行えます.また,複数のSPARQL Endpointを横断するような検索もできます. 全ての権利の主張 DashSearch for SPARQL 2011 加藤 敦丈 古崎 晃司 LOD(RDFファイル)を読み込んで可視化するツールです. 任意のデータ間の「つながりを探索」して,可視化することができます. いろんな「つながり」を見つけて,LODの輪を広げましょう! 全ての権利の主張 法造:LOD Viewer-つながり探索- 2011 荒川和晴 (G-language Project) Linked Open Dataも、Semantic Webも、既存のWWWを置き換えるものではありません。むしろこれらは既存のWWWを補完し、よりよくしていくものだと言えるでしょう。同様に、Linked Open Dataの形はとらずとも、既存のWWWの仕組みの中で構造化されたデータを公開する仕組みとして、各種のウェブサービスAPIがあります。 一方で、ユーザの視点から考えてみれば、LODもSWもAPIもWWWも、便利なものならなんでも同様に扱いたいものです。そこで私たちは、これらのリソースを、特にLODが豊富に存在する生物学の領域で簡単に扱えるようになランチャー型ブックマークレットアプリケーション、G-language Bookmarkletを開発しました。このブックマークレットは、ウェブページ中で自分が調べたいキーワードをハイライトして呼び出すことで、さまざまなウェブのリソースや生物学データベース(LOD&SW)、そして数百の解析ツール(EMBOSS/G-language)に簡単にアクセスすることができます。G-language Bookmarkletはブックマークレットなので、インストールやセットアップの必要なく、スクリプトをブックマークするだけでJavascriptに対応しているどのようなブラウザでも動作可能です。しかも、軽快なアニメーションとサウンドで、楽しく扱うことができます。 また、カスタムリングジェネレータ (http://www.g-language.org/cube/generator/)を使うことでリングは自由にアレンジ可能で、生物学用途だけではなく日常生活に適したもの(http://www.g-language.org/wiki/bookmarklet-mashup)も作成可能です。 G-language Bookmarklet 2011 白松俊 citispe@kは,Web上の関連コンテンツ(ニュース記事やマイクロブログ)を参考にして,地域の社会問題について議論・整理するためのアプリケーションです.名称の由来はcitizen + speakです.参考にする関連コンテンツはデータセットSOCIA (Social Opinions and Concerns for Ideal Argumentation) に構造化されており,citispe@k から入力された意見も同じようにSOCIA上に蓄積されます. 全ての権利の主張 2011 白松俊 地域の社会問題に係わったり議論に参加しようと思っても, その社会問題についての情報が不足していると参加することが難しくなり, 意欲も失われてしまいます. そこで,様々な社会問題の理解を助けるニュース記事や,「議論の種」として使える意見をWeb上から収集し,出来事ごとに構造化しました.それが,本データセットSOCIAです.さらに,構造化された関連情報を参考にしてユーザが設定した議題データも含んでいます. なお,本データセットは総務省SCOPEの支援を受けて開発されたものです. SOCIA (Social Opinions and Concerns for Ideal Argumentation) citispe@k 2011 和田英俊 山本貴之 年岡晃一 石田翔平 LODの検索を行うSPARQL End Pointです。検索対象のRDFデータの登録をブラウザからN3形式で送れます。複数のレコードを一度に登録出来ます。 Sparql検索の結果、緯度・経度情報があればGoogle Mapにタイトル並びに他情報がマーカー及び吹き出しで表示できます。非同期通信によりシンプルなユーザーインタフェイスを提供しています。 全ての権利の主張 SPARQLでGMAP検索 2012 リッツ総合研究所 岩場 GISマーケティング用データとして、住所・駅・寺社・学校等 各データの名称およびそれに対応する緯度・経度の座標情報 提供エリア:横浜市・京都市 ※ ただし、データ利用に際しましては、非営利利用を前提にデータをご活用ください。なお、その場合でも「データ:RITS総合研究所提供」とクレジットをご明記ください。また、有償でのビジネスに本データをご活用の場合、別途弊社にご連絡願います。(tel 006-4706-6644) DATA MAP 住所・駅・寺神社・学校等座標情報(横浜市・京都市) 2012 河原 翔 2012年12月時点で青空文庫で公開されている作品中で、作品著作権フラグがない作品のうち11,176件分のデータを形態素解析し、その解析結果を公開しています。 青空文庫 形態素解析データ集 2012 L 友人関係を表現しました relation_table 2012 木村勇気 ジョジョについての図を示した jojo 2012 田中 太郎 課題です 声優関係 2012 五十嵐団十郎 友人関係 firiend_list 2012 高橋孝彦 周りの人々との人間関係を示した。 people_list 2012 松崎しげる 人間関係を表している チームメイト 2012 名無しさん 同年での別名義でのキャラをあげてみました 別名義でのキャラ名 2012 稲葉凌太 教師と生徒の関係をRDFで作成しました。 教師と生徒の関係 2012 ふーま 2013年1月19日現在のプレミアリーグの得点ランキング上位者の所属チームと過去の所属していたチームの人間関係を繋いだ。得点ランキング上位層の現在と過去に所属していたチームメイトを結ぶことでそのチームの強さや現在の順位と関係があるかわかるのではないかと思い、このデータセットを作成した プレミアリーグ得点ランキング上位の関係 2012 松田翔平 とあるゲームの声優 MGS_CV 2012 仲田 翔 家族構成について family 2012 qurail 女性声優の交友関係をまとめたもの seiyu_list 2012 菊池 尚也 ライトノベル作家の代表作、その代表作のイラストレーター、主に活躍するレーベルをまとめた。 作家と作品はfoaf:publications関係、作家とイラストレーターはfoaf:knows関係。 ライトノベル作家一覧と作品・イラストレーター・レーベル 2012 taka 2012年にサッカー日本代表に招集された全50名と同じクラブチームに所属している もしくは 所属していた選手(2012年に招集された他の49選手の中から選出)をfoaf:knowsで関連付けました。 2012年サッカー日本代表選手同士の所属関係 2012 大家 史裕 1977年に放送された古谷一行主演、横溝正史シリーズ・犬神家の一族を関連付けた 犬神家の一族 (1977年)・主要登場人物と俳優の関係 2012 江上周作 ソクラテス以前の哲学者の師弟関係や知人関係を表現しました。 ソクラテス以前の哲学者の人間関係 2012 tatsuya_hs ゲーム開発会社と有名ゲームの関係 ゲーム開発会社と有名ゲーム 2012 下垣 祐貴 尾崎 康次郎 田中 恵子 Trendipity (トレンディピティ)は,ツイッターのつぶやきデータからトレンドを俯瞰し,偶然の発見(セレンディピティ)を見える化するビジュアライゼーションツールです. たこつぼ化しやすいと言われるソーシャルメディア上のデータを,ユーザの誰もが主体的に,視覚的に解析できるようにするためにつくりました. サービスページにアクセスすると,自動的に今話題のキーワードを取得し,その単語を含むツイッター上のつぶやきデータから,出現回数の多い他の単語ほど大きいフォントでビジュアライゼーションします.ユーザーは自らクエリに単語を入力することで,その単語に関するトレンドクラウドを生成することもできます.このトレンドクラウドを見れば,ひと目で関連性の高いキーワードや話題を容易に見つけることができます. また生成したワードクラウドの画像は,ボタンひとつで保存したり,ツイッターでシェアすることができます. Trendipity (トレンディピティ) 2012 yuki DNA鑑定で明らかになった、ツタンカーメンの一族の関係を示しました。 ツタンカーメンの一族 2012 白土寛之 ゲーム作品Fateに登場するマスターとサーヴァントの関連を記述した。 ゲーム作品Fateに登場するキャラの主従関係 2012 奥田 裕樹 ドラえもんに登場する主要キャラクターの人間関係を表現しました。 ドラえもんの主要人物の人間関係 2012 itumono 田村ゆかりさんが演じたアニメキャラクターをまとめたもの YukariTamura_CharacterList 2012 takashi muramatsu NTTの系列会社をまとめました NTTの系列会社 2012 遠藤稜典 スタジオジブリ劇場公開作品一覧とその監督 スタジオジブリ劇場公開作品一覧 2012 MASAKI.S 人気コミック「名探偵コナン」に登場する主な人物のリストです。 名探偵コナンの登場人物リスト 2012 KATSUTOSHI IWAI ボーイング航空機とその初飛行年 Boeing_list 2012 Yudai 尼崎コンクリート事件の主要人物(名前の掲載されている人物のみ)を取り上げ、角田美代子との関係・年齢・生死について記述しました。 Amagasaki_Serial_Killer_Suspected 2012 安江翔平(学生) 年岡晃一 藤本椋也(学生) 一般のweb文書をエンドユーザが好みに応じてカテゴリツリーの形でまとめられるツールです。 カテゴリの上下関係を含むメタデータが、リアルタイムでRDFStoreに反映される他、 ドラッグ&ドロップでツリーの関係をいつでも自由に変更できます。 これらの機能をSparqlEPCUを使い、全てJavaScriptのコードで実現しています。サーバー機の都合上同一ドメインとなっていますが、別ドメインでも動作します。 このツールで使用しているRDFは、SparqlEPCUの「WEB文書管理LOD」というタイトルで公開しています。 サンプルとしてRDFの解説ページなどを登録してあります。 WebDocManager 2012 Mito Memel 過去約10年分の国会会議録の中から議員の発言をランダムでツイートします。普段国会中継などを見ない人が国政に興味を持つきっかけになればと思い作成しました。 2012 中村聡史 国会会議録システム(http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/index.htm)から衆議院,参議院,両院協議会の1947年から2012年末日まで65年にわたる会議録から, ・発言日 ・会議録上の発言者名 ・名寄せした発言者名 ・名寄せした発言者の役職名 ・発言内容(句点までを1区切りの発言として扱っています) ・会議録のURL をタブ区切りで整形したデータです.総発言数は約4840万(総発言長は約35億文字.展開後のファイルサイズは16GB程度)になります. 会議録上の発言者名は略記されるうえ,元データはまったく構造化されていないベタ書きのHTMLデータ(空白や改行によりなんとなく構造化されています)であり,国会会議録は議事録作成者にかなり左右されることがあるため,名寄せでかなり工夫しています. 実際には,会議録上の発言者名をもとに,会議録内で参加者一覧と思われる場所を発見し,会議録上の発言者名の部分一致で最適合する名前らしき部分を人物名として抜き出すようにしております.(元データ(特に参加者一覧)はかなり作成者依存なので一度ご覧になる事をおすすめします). なお,一部会議録作成者のタイプミスなどによって正常に名寄せできていないものもあります.ただ,その数は総量から考えるととても少ないので,分析上無視出来るレベルであると考えています. 国会会議録データセット(対話コーパス) 国会ちゃん 2012 秋山梓 複数の本から引用される本、芸術作品、時代、地名がある。相関を視覚化することで、本同士の関連や、複数の本から参照されているものの発見、つながりを把握することができる。 ・●上に、マウスを重ねることでタイトルが表示されます。 ・マウスホイールで拡大、縮小ができます。 2012 秋山梓 複数の本から引用される本、芸術作品、時代、地名がある。 相関を視覚化することで、本同士の関連や、複数の本から参照されているものの発見、つながりを把握することができる。 BOOK NETWORK BOOK NETWORK 2012 河原 翔 データ提供パートナー様が公開されている「オープンストリートマップ」と「ヨコハマ・アート・LOD」を組み合わせました。 ジャンルと開催期間を組み合わせた検索が可能です。 データさえご提供いただければ極めて短期間でシステムを構築可能であることの一例となればと考えております。 ヨコハマ・アート・オープンストリートマップ 2012 菊池 尚也 財団法人日本さくらの会が1990年(平成2年)に、全国各地の桜の名所から100か所を選定したものです。 日本さくら名所100選 2012 渡邉英徳 本プロジェクトでは,震災直後にマスメディア報道がつたえた情報と,現実の被災状況や支援を必要としていた地域など,インターネットユーザによってボトムアップで提供された情報を,デジタルアース上にインテグレーションして可視化する.その結果をもとにして,非常時にマスメディアとオウンメディアを相補的に活用するためのシステムとインターフェイスのデザイン手法を提案する. 全ての権利の主張 東日本大震災マスメディア・カバレッジ・マップ 2012 渡邉英徳 本コンテンツは「東日本大震災ビッグデータワークショップ」にて行われた「Project Hayano」(リーダー:早野龍五(東京大学))で収集された,放射性ヨウ素拡散シミュレーションとその他のデータとの関連性をわかりやすく伝えるために,デジタル地球儀Google Earthを応用したマッシュアップとして公開したものです.現在,国立環境研究所,JAMSTEC,SPEEDIによる放射性ヨウ素拡散シミュレーションデータと,ゼンリンデータコムの混雑情報等が重層され,タイムスライダーをもちいて,2011年3月15日〜3月16日の状況の推移を閲覧することが可能です. Project Hayano:放射性ヨウ素拡散シミュレーションのマッシュアップ 2012 渡邉英徳 Nagasaki Archiveでは、デジタル地球儀Google Earthを用いて、長崎の地形を立体的に俯瞰しながら、被爆者の写真と体験談を、1945年8月9日に実際に被爆した場所と関連付けて閲覧できます。また、被爆直後に撮影された写真と2010年現在の写真を重層表示し、被害のようす、その後復興を遂げた長崎のようすを時空を越えて体感することができます。 ナガサキ・アーカイブ 2012 山口高平 森田武史 玉川奨 香川宏介 Wikipediaは語彙網羅性および即時更新性に優れており,半構造情報資源であることからオントロジー構築のための情報資源として非常に優れています.DBpediaもWikipediaのInfoboxと呼ばれる構造からLODを構築していますが,Infoboxは記事全体の3分の1程度しか存在していません.私たちはこれまで,日本語版Wikipediaの様々な構造を利用し,日本語に特化した大規模で汎用的なオントロジーを構築する手法の研究を行ってきました. 本年度はLODとしての利便性の向上を図り,様々な標準語彙とプロパティの対応付けや他のLODとのリンクを追加しています.関係数も1500万を超え,非常に大規模なオントロジーとなっています. 下記サンプルを参照すると,WikipediaやDBpediaだけでなく,LODAC(http://lod.ac/),saveMLAK(http://savemlak.jp/wiki/saveMLAK),青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)と対応付けされていることがわかります. 福澤諭吉:http://www.wikipediaontology.org/instance/福澤諭吉 吾輩は猫である:http://www.wikipediaontology.org/instance/吾輩は猫である ギアナウズラ:http://www.wikipediaontology.org/instance/ギアナウズラ 慶應義塾普通部:http://www.wikipediaontology.org/instance/慶應義塾普通部 さらに,いくつかのプロパティについてはschema.org,GoodRelationsといった有名な標準語彙と対応付けされていることがわかります. 周辺情報プロパティ:http://www.wikipediaontology.org/property/周辺情報 国籍プロパティ:http://www.wikipediaontology.org/property/国籍 下記URLから検索が可能です. 検索:http://www.wikipediaontology.org/search.html エンドポイント:http://www.wikipediaontology.org/query/ 2011 加藤文彦 saveMLAKは博物館・美術館,図書館,文書館,公民館及び類縁施設の被災・救援情報サイトです.東日本大地震の被災地域にある各施設の被災情報を集め,必要とされている情報を発信しています.saveMLAKの情報全体はCC-BY-SA,施設の基本データはCC0として公開しています. saveMLAK 2011 加藤文彦 生物学辞書 (BDLS: Building Dictionary for Life Science) は,生命科学分野における全ての日本語用語を英語やラテン語等の外部用語オントロジーと対応づける手掛かりとともに,収集することを目指しています.生物学辞書には,大きく分けて生物種名と学術用語の二種類があります.各用語は学名,和名,英名,慣用名といった様々な呼び方がなされますが,それら全てを収集して活用できるようにしています. LODAC BDLSでは,BDLSをLinked Dataとして構築しなおすことで,生物種名や学術用語のグラフを形成します.これによって,和名と学名と英名の関係や和名同士の関係などを辿ることが容易となります.また,BDLSの特徴として,種名や用語の関係の出典情報も明示されています.これは出典によって使われているラベルや関係等が異なるということが良く発生するために,出典を基準に判断できる必要があるためです.この出典情報もグラフで表現することにより,出典自体の関係や,どの関係がどの出典由来であるかということを辿ることが可能となります. LODAC BDLS 日本語Wikipediaオントロジー 2012 北本朝展 デジタル台風は、台風に関する現在から過去の多種多様なデータを検索可能なウェブサイトです。1978年以来の気象衛星画像、1951年以来の台風経路データ、1976年以来のアメダスデータなどの気象データを中心に、気象災害データや数値予報モデルデータ、オンラインニュースデータ、ソーシャルメディアデータなどのデータが、それぞれ何らかのリソースを介してつながる形でアーカイブされています。またデータの一部はKMLやRSS、Atom等の機械可読データとして提供しており、これを使って他のサービスを構築することもできます。実際に、我々が構築したブログパーツ「台風画報」だけではなく、他者が開発したiOSアプリやchumbyアプリなどでも、これらの機械可読データを用いて動作しているものが既にあります。現状ではRDF形式で提供するデータはありませんが、サイトの概念構造は台風番号など各種のリソースを核としたリンク構造として実装しているため、これをLODとして利用しやすい形式で出力することは、語彙さえ定めれば実施可能であると考えています。なおライセンスについては、将来的にはよりオープンなライセンスに移行したいとは考えていますが、現状では最終判断を下せないため「全ての権利を主張」に設定しています。 全ての権利の主張 デジタル台風 2012 東 富彦 オープンデータ活用した事例を集めたデータセットです。オープンデータとは、公的機関が保有するデータを民間に開放し、社会的課題解決からビジネスまで幅広く活用することによって、より良い社会の実現を目指す世界的な運動です。本事例集には、32ヶ国401事例について、事例の詳細、開発者、ビジネスモデルなどのデータが収録されています。 オープンデータ活用事例 2012 本間維 prefix.ccで公開されている名前空間リストと,実際の語彙定義ファイルとを関連付けたデータです. メタデータ記述語彙を調べるためのSPARQLエンドポイントを構築したい場合などに,語彙定義ファイル収集先の一覧として利用できます. 詳細は http://mdlab.slis.tsukuba.ac.jp/lodc2012/vocab/ と https://github.com/tsunagun/vocab を参照してください. Namespaces and Vocabularies 2012 渡邉英徳 「ヒロシマ・アーカイブ」は、広島平和記念資料館、広島女学院同窓会、八王子被爆者の会をはじめとする提供元から得られたすべての資料を、デジタル地球儀「Google Earth」上に重層表示した「多元的デジタル・アーカイブズ」です。1945年当時の体験談、写真、地図、その他の資料を、2010年の航空写真、立体地形、そして建物モデルと重ねあわせ、時空を越えて俯瞰的に閲覧することができます。このことにより、被爆の実相に対する多面的・総合的な理解を促すことを企図しています。 ヒロシマ・アーカイブ 2012 渡邉英徳 「東日本大震災アーカイブ」は,震災の被害状況を可視化し,災害の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです.個別に存在していた,被災地の写真,パノラマ画像,被災者の証言,TV報道映像,ジオタグ付きツイート等のデータを一元化し,デジタル地球儀Google Earthの三次元地形に重ね,俯瞰的に閲覧することができます.さらにタイムスライダー機能を備えており,震災発生後の時間経過に沿って,資料を閲覧することも可能です.また,データをiPhoneのARビューで閲覧できるアプリもリリースしています. 東日本大震災アーカイブ 2012 日吉健人 各地域のご当地グルメの概要、味覚、温度、主成分と地域名をまとめたもの。 ご当地グルメ 2012 データ利用環境整備チーム(U-USE) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が所有する宇宙および航空に関連するデータのうち、地球観測衛星を中心として外部機関と何らかの形で共有しているデータの一部をリスト化し公開します。(2013年1月時点)。今後宇宙航空データのオープン化を促進するきっかけにしていきたいと思います。 JAXA宇宙航空データリスト 2012 井上 寛之 Linked (Open) Data として公開されている,数値・統計データを含むデータセットを,既存のOLAPシステムを用いて多次元分析可能にするアプリケーションライブラリ. 全ての権利の主張 LDETL 2012 白山英一 平成22年国勢調査から、人口等基本集計(男女・年齢・配偶関係,世帯の構成、外国人(地域別総数、男性数、女性数、世帯人員(7区分),65歳以上世帯員の有無別一般世帯数,一般世帯人員及び65歳以上世帯人員 )、また、都道府県別医療施設数、都道府県別医療関係者数、都道府県別地域保健活動状況、都道府県別生活保護法による被保護実世帯数と実人員、都道府県別農家数と農家人口(販売農家)、都道府県別主要家畜・鶏の飼養戸数,飼養頭羽数と生乳・鶏卵生産量 等々。 平成22年度の国勢調査の調査結果データを自由に簡単に2次利用を可能にすることが目的。 境域年次は2010年のものを抽出した。 2010年度 国勢調査 2012 松澤有三 d067のデータを d051 で提案するような形式のポリゴンを使って可視化するアプリです。 オープンなデータとオープンなポリゴン素材があれば短時間で有意なアプリが提供できることをアピールするのが狙いです。 なお、ポリゴン素材は e-sat の「平成17年国勢調査 町丁・字等別境界データ」を加工しています。当該データは利用規定に抵触しない範囲での利用が求められるため、アプリ全体としては All Rights Reserved として公開します。 全ての権利の主張 2012 松澤有三 既存の地理ポリゴンデータをオープンデータとして使いやすいように加工・配信する試みです。 【データセット】 加工成果として地球観測ポリゴン (14), 国ポリゴン(238), 都道府県ポリゴン(47) を CC-BY で公開します。市区町村ポリゴン(1,907) は元著作の利用規約に従い、All Rights Reserved として参考公開します。 http://depicts.azurewebsites.net/ 【課題】 地理データは Shape や KML といったフォーマットのファイルとして、オープン ライセンスで公開されることも多くなってきました。 しかしこのようなファイルはデスクトップアプリでの利用を前提としたり、特定のオンラインサービスで使ったり、といった使用方法が一般的です。それ自体の URL が顧みられることは少ないのではないでしょうか? 「リンクして使うデータ」としては心もとなく、FiveStar の評価は 2~3 あたりでしょうか。もったいない。 【データ】 地理データのポリゴンデータを小さな単位の SVG 形式に加工して配信します。SVG には以下のメタデータが含まれます ・加工元への参照 ・ライセンス ・GeoNames への参照 ・地球観測ボキャブラリを使ったトピックの記述 また、データとしての再利用性を重視して、SVG の構造は単純化しています。ルート svg 要素の直下に polygon 要素がおかれ、座標値として経度緯度が無加工で設定されています。 depicts.azurewebsites.net 毎月大字別人口の可視化 2012 山口貴弘 オープンになっている天体観測結果のデータベースを RDF 化したもの。 Astro Database 2012 小林 茂 須永 博行 都道府県の幸福度ランキングのデータをRDF化して、そのデータを利用して、ユーザと対話的に、ユーザの出身地の幸福度を表示し、また地図に各都道府県の幸福度を表示し、全国の幸福度ランキングを可視化しました。 今回はデータは非公開としました。 全ての権利の主張 都道府県別 幸福度ランキング 2012 山口琢 小林龍生 大場みち子 電子書籍リマインダーは、読書中の電子書籍のページに、事前に指定した興味に関連している記述があることを知らせてくれるシステムのデモ・アプリです。アプリケーション作品「ピンポイント・リマインダー」(a006)をEPUB形式の電子書籍に応用しました。 エンド・ユーザーは、読書中の電子書籍のページが、事前に指定した興味に関連していることを思い出させてもらえます。 ハブ作成者は、エンド・ユーザーの関心と、思い出し対象の品揃えを考慮することで、双方に喜んでもらいます。 思い出し対象となる情報は、ハブによる関連づけによって、直接は探していないエンド・ユーザーにも、情報を思い出してもらえる可能性が増します。 使用しているデータセットは、 ハブとして: DBpedia Japanese; 思い出し対象として: 青空文庫 Linked Open Data、ヨコハマ・アートLOD、PinQA、函館まちあるきルート情報、函館映画ロケ地情報、函館土木遺産情報; 全ての権利の主張 2011 大場みち子 小林巌生 小林龍生 山口琢 現代のTVドラマは様々な関心や行動のハブである。特に歴史ドラマは、同じ出来事や人物を、様々な視点から何度も取り上げてきたため、様々な関心を向けられ、また様々な関心を外へ放つ。このハブ機能をLOD化によって強化・加速し、地域振興や史料・番組アーカイブの有効活用につなげる。各番組ごと、あるいはシリーズごとにLOD化して、この運動を海外にも広げることで、それらの連携によって効果を増す。 歴史ドラマLOD 2012 落合香織 青空文庫で公開されている作品の書誌情報を新たにRDFの形式に変換を行いました。また、国立国会図書館が提供する国立国会図書館サーチ、典拠データ検索・提供サービスであるWeb NDL Authorities、Wikipediaのデータを持つDBPedia(Japanese)と連携を行いました。 青空文庫 Linked Open Data 2012 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト 高度ICT演習観光系プロジェクト M1:高橋正輝、坂井麻里恵 B3:岸野亜理沙、佐藤正徳、武田泰典、似内勇太、前田実優、松田隼士、山田亜美 B2:安藤大岳、伊林謙太、小野美郁、工藤卓也、西本光司、兵藤允彦 アドバイザー M2:永峰和弘 指導教員:奥野拓 函館まちあるきルート情報 函館市が提供している「函館まちあるきマップ」(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/hako_machi/)のRDFデータを作成しました。「函館まちあるきマップ」とは、 函館の街並みを歩きながら楽しむことできるルートを掲載した紙媒体の地図です。このRDFデータには、「函館まちあるきマップ」全22コース分の、それぞれのコース名、所要時間、距離、消費カロリー、ルート上にある観光スポット名を含めました。 函館まちあるきルート情報 2012 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト 高度ICT演習観光系プロジェクト M1:高橋正輝、坂井麻里恵 B3:岸野亜理沙、佐藤正徳、武田泰典、似内勇太、前田実優、松田隼士、山田亜美 B2:安藤大岳、伊林謙太、小野美郁、工藤卓也、西本光司、兵藤允彦 アドバイザー M2:永峰和弘 指導教員:奥野拓 函館映画ロケ地情報 函館市が提供している「はこだてフィルムコミッション」(http://www.hakodate-fc.com/)のRDFデータを作成しました。「はこだてフィルムコミッション」とは、函館で撮影された映画のロケ地情報を掲載したWebサイトです。このRDFデータには、映画タイトル、監督、主演、ロケ地となったスポット名、ロケ地で撮影されたシーンの内容を含めました。 函館映画ロケ地情報 2012 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト 高度ICT演習観光系プロジェクト M1:高橋正輝、坂井麻里恵 B3:岸野亜理沙、佐藤正徳、武田泰典、似内勇太、前田実優、松田隼士、山田亜美 B2:安藤大岳、伊林謙太、小野美郁、工藤卓也、西本光司、兵藤允彦 アドバイザー M2:永峰和弘 指導教員:奥野拓 函館土木遺産情報 「函館近代化遺産ポータルサイト」(http://hnct-pbl.jimdo.com/ )のRDFデータを作成しました。「函館近代化遺産ポータルサイト」とは、函館の歴史ある土木建築物(ダムや堤防など)の情報を掲載したWebサイトです。このWebサイトは函館工業高等専門学校のPBLで株式会社ノース技研の指導の下に作成されました。このRDFデータには、土木建築物の名前、概要、住所、緯度・経度、施工者、竣工年を含めました。 函館土木遺産情報 電子書籍リマインダー 2012 「税金はどこへ行った?」チームメンバ 既存データのLOD化の大きな壁の一つである、紙のデジタル化に挑戦します。このサービスは、横浜市の平成24年度予算の目次の一部を皆で入力・閲覧し、オープンデータ化を目指すものです。横浜市の予算は、現在完全に紙の形で提供されています。このため、手で入力しないとデータとして扱い、統計をとることなどができません。 それを、だれでもわかりやすく入力できるようにするというのが趣旨です。JSONで既に入力されたデータセットのダウンロードも可能です。 横浜市の予算を入力しよう 2012 山本泰智 王悦 金進東 【PubAnnotationとは】 PubAnnotationは生命科学分野の学術論文情報が収められているPubMed (タイトル及びアブストラクト) 及びPubMed Central (論文全文) に対して、人手でたんぱく質名などの専門用語を特定するアノテーション作業を誰でも簡単に行うことができ、そしてその結果をLODとして公開、共有できるアプリケーションである。機械による自動アノテーション結果も同じ形式のLODとして公開できる。これにより利用者は論文中に自然言語で書かれている知識を、より構造化したLODに対する検索という形でアクセスできるようになる。 【背景】 ・論文に書かれた膨大な生命科学知識 生命科学分野では、研究の成果は主に自然言語で書かれた論文という形で出版されるが、そこに記述されている様々な知識の量は膨大で、特定の分野の専門家ですら関連する全ての論文を読み、把握することは非常に困難な状況である。そこで、機械的な処理により、論文中から、生命科学において重要な概念である遺伝子やたんぱく質に関する記述を自動的に抽出する技術が開発されている。 ・機械を用いた解決策 より良い精度を得るために、まず最初に領域の専門家が、それらの概念を表す語(領域固有語)を特定し、機械はそれを手本として同じ結果を出すべく動作するようプログラムされる、という手法が取られている。この、領域固有語を特定する作業をここではアノテーションと呼ぶが、これは、航空写真に写る駅やレストランなどの建物にラベル付けしていく作業と似ている。現在、世界各地の様々な研究機関がアノテーションを行い、独自の形式で公開しているため、複数のアノテーションデータを集めて統合し、利用することが困難であるという問題点がある。また、アノテーションおよびそれに必要な準備の双方ともに非常に手間ひまのかかる作業である。 ・PubAnnotationの開発 そこで、1. 頻繁にアノテーションの対象となる論文情報が収められているPubMed及びPubMed Centralのテキストデータについて、予めアノテーション作業がすぐに始められるような処理を施し、2. 誰でも容易にアノテーションが行えるインターフェースを構築した上で、3. 全てのアノテーション結果を標準的なLODの形式で公開できるアプリケーション、PubAnnotationを開発した。データはRESTful HTTP経由でテーブル、JSON、RDFの各形式で取得出来るほか、Visual Editorと自動アノテーションツールとの連携も可能である。 2012 山本泰智 王悦 金進東 本データセットはアプリケーション部門に応募しているPubAnnotationシステムを使って開発された論文アノテーションのデータセットである。下記の背景は、アプリケーション部門に応募している a037、PubAnnotationについての記述と同じ内容である。 【背景】 ・論文に書かれた膨大な生命科学知識 生命科学分野では、研究の成果は主に自然言語で書かれた論文という形で出版されるが、そこに記述されている様々な知識の量は膨大で、特定の分野の専門家ですら関連する全ての論文を読み、把握することは非常に困難な状況である。そこで、機械的な処理により、論文中から、生命科学において重要な概念である遺伝子やたんぱく質に関する記述を自動的に抽出する技術が開発されている。 ・機械を用いた解決策 より良い精度を得るために、まず最初に領域の専門家が、それらの概念を表す語(領域固有語)を特定し、機械はそれを手本として同じ結果を出すべく動作するようプログラムされる、という手法が取られている。この、領域固有語を特定する作業をここではアノテーションと呼ぶが、これは、航空写真に写る駅やレストランなどの建物にラベル付けしていく作業と似ている。現在、世界各地の様々な研究機関がアノテーションを行い、独自の形式で公開しているため、複数のアノテーションデータを集めて統合し、利用することが困難であるという問題点がある。また、アノテーションおよびそれに必要な準備の双方ともに非常に手間ひまのかかる作業である。 ・アノテーションデータの構築 人間の免疫機能に深く関係するたんぱく質であるNFkBの制御に関する最新の論文を集め、領域の専門家が、論文中に書かれているたんぱく質名とその他の物質名を特定し、それらの物質間で起こる様々な生物的現象(たんぱく質の相互作用や遺伝子発現の制御等)を細かく構造化した形式で記述した。 本データセットはそれ自体でLODセットとして公開されており、また、同様のアノテーションを自動化するシステム開発の国際チャレンジ会議であるBioNLP Shared Taskの一つのべンチマークデータとしても使われている。今後は、上記の分野以外の論文に対しても同様のアノテーションデータが様々な組織で構築され、公開されることを期待している。 ・統計 論文数:20本 アノテーションされたデータの量:128,776 triples Genia Event Extraction Task Set 2013 PubAnnotation - 論文アノテーション構築・公開システム 2012 黒川奈桜子 2013/1/29現在の参議院議員情報をCSV形式でまとめたファイルです。 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/183/giin.htm 以下にある情報を元にしました。 以下の項目が含まれています。 ・ID No.(参議院による議員紹介ページのURLから抽出したものです。ユニークですが連番ではありません) ・氏名(苗字と名前の間を半角スペースで区切ってあります) ・出馬エリア(都道府県名もしくは比例) ・次回選挙日程(H28.7.25もしくはH25.7.28) ・所属政党 ・当選した年度(複数回当選の場合には\ 参議院議員リスト 2012 下山紗代子 松本冬子 石塚清香 藤本椋也 須永博行 高次和樹 2013年1月26-27日に行われた横浜オープンデータハッカソン / LODチャレンジデー in 横浜で作成したアプリです。4択形式で全12問に回答すると、あなたの「横浜力」を知ることができます。 この横浜検定アプリによって、皆さんに横浜についてより深く知って頂き、横浜をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。 また、このような活動によって横浜のデータ公開を進めていくきっかけを作り、地域活性化へとつなげていけたらと考えています。 本アプリのJavaScriptプログラムは再利用可能となっており、 入力データはアプリから独立しているため、 入力データを入れ替えることで新しい検定・クイズアプリを簡単に作れるようになっています。 本アプリを再利用して、是非オリジナルのご当地検定アプリを作ってみて下さい。 横浜検定 2012 佐藤哲也 任意の文章を予め定義された13の政策分野に関して分類します。分類は「品田裕2006『選挙公約政策データについて』日本政治研究3巻2号」により定義されています。 この分類機能は,政策に基づく投票を支援するアプリケーションである日本版ボートマッチ http://votematch.jp/ のために開発されたものであり、ボートマッチの争点設定作業で必要なマニフェストの内容分析に用いられています。 機能的には予め人手で分類された教師データ(過去のマニフェストデータ)を学習させることで実現しています。 全ての権利の主張 政策文書分類API 2012 黒川奈桜子 「ラノベの杜」http://ranobe-mori.net/に掲載された情報を元に2009年1月から2012年12月までに刊行されたライトノベルをCSV形式でまとめたファイルです。以下の情報が含まれています。 ・発売日(yyyy/(m)m/(d)d) ・レーベル ・書名 ・著者 ・イラストレーター ・価格 ・ISBN 2009年~2012年に刊行されたライトノベル一覧 2012 加藤寛士 八幡政浩 年齢検索 4wでは年齢情報をキーとして関連した歴史上の出来事を一覧することができます。 30才のとき… 英雄ナポレオン・ボナパルトはクーデターを起こして実質的な独裁権を握り、 アニメ監督庵野秀明はTVアニメ「不思議の海のナディア」を監督し、 プロテニスプレーヤー松岡修造は結婚、 大リーガーのイチローはオールスターファン投票で3年連続1位を獲得しています。 自分と同い年のとき、あの人は何をしていたのでしょうか? 年齢検索4wを探検してみてください。 何かを夢見て頑張っている人を見ると、自分も頑張ってみたくなる。 世界的な偉人にも人間的な一面が垣間見える。 人々に勇気を与える。 世界が愛おしく見えてくる。 そんなアプリケーションを目指しています。 ※ 現在もテスト運用及び改良を継続しています。 応募締め切り後も、細かな変更や改善は継続中です。 −−−− 1.RDF データソース 【各種LODデータソースとの連携による高い拡張性】 年齢検索4wのコンテンツである、    「出来事に紐付いたwho when where what」情報 はそれぞれ個別に単位化されて扱われます。 よってRDFを用いたデーターソースの運用や公開、  LOD連携による応用や拡張が容易かつ迅速に実現できます。 2.CGMとの親和性 【小学生でも編纂に参加できるシステムを目指して】 CGM によって知識を集積しコンテンツとした事例は既に数多く見られます。 しかし、集められた情報が「構成された文章」となると、ユーザにとって、 『ちょっとしたコトだけどこういうことも知っているんだけどなぁ』 から 『ちょっと編集してみようか』  までの心理的なハードルが高くなりがちです。 年齢検索4wでは、ユーザに提示されるコンテンツそのものが、 フォー マット化された編集可能な箇条書きやタグをメイン構成されているので、 ちょっとした編集作業に対する心理的なハードルは引く保たれています。 老若男女広く編纂に参加し、CGMによって データソースのRDFが成長するシステムを目指します。 3.年齢は最初の切り口 【派生するアプリケーション】  『年齢』はそのキャッチーさを理由に4wの基軸の切り口として採用していますが、 年齢とひも付く出来事情報からは、他の応用アプリケーションへの派生も見込めます。 以下に一例を示します。 観光分野で… 「いつ 誰が どこで 何をした」という情報はそのまま、 観光や地域振興支援のアプリケーションへと応用が可能です。 CGMとの親和性を高めることで、マニアックかつローカルな 歴史上の出来事についても、観光情報として拾い上げることが可能となります。 教育分野で…  「 who when where whatのうちいくつかを隠す → ユーザによる回答 」 という方針で学習アプリケーションの構築が可能です。 WEBアプリケーションの特性を活かした、学習データの共有と パーソナライズされた抽出を実現することでマニアックな要望にも答える システムに仕上げることが可能です。 年齢検索4w 2012 理研BRC マウス表現型知識化ユニット 生物の表現型を、生命科学分野のオントロジーを用いて、網羅的に表現するRDFの形式を策定しました。これを用いて、バイオリソースセンターに寄託されているマウスの表現型をまとめています。このデータは、https://database.riken.jp/sw/ja/表現型アノテーション/cria315s5i/ において、表形式でブラウズできる他、前回投稿したマウス系統そのものと組み合わせて、https://database.riken.jp/sw/ja/C57BL_6-KitW-v__/cria315s1ria315u100000000142i/ のように、同じ表現型のマウス情報を収集することにも役立っています。 2011 MicrobeDB.jpプロジェクトチーム メンバー: 森宙史、岡本忍、川島秀一、竹原潤一、吉野弘二、MicrobeDB.jpプロジェクトチーム。  地球上のさまざまな場所から採取された微生物の遺伝子情報データから、生息環境を記述したメタデータのLOD化を行いました。 微生物は陸地・海洋・動植物の体内など、地球上のあらゆる場所に生息しており、酸素の発生、窒素の代謝、光合成、腸内細菌など、地球や生物の物質循環で重要な役割を担っています。 ここ数年で、生物のもつすべての遺伝子セット(ゲノム)を超高速に解読する技術が急速に進歩しました。 それらの技術をつかって、環境中の土や海水などのサンプルから直接ゲノムを解読し、その環境に、どのような微生物がどれくらい生息していて、どんな遺伝子をもって何をしているのかを解明する「メタゲノム解析」が可能になりました。 この解析手法は、病気の治療、農業の改善、エネルギー生産など多くの応用が期待されています。現在までに多数のメタゲノム解析の結果が国際データベースに登録され、公開されています。  しかし、現状の公開されているメタゲノムデータでは、サンプルがどのような環境や場所から採取されたかというメタデータに関して、用語や記述方法などが統一されていないため、再利用が困難です。 そこで、今回われわれは、データベースの利用者に、より高度な検索を提供するために、微生物の生息環境を記述するためのオントロジーである、MEO (Metagenome/Microbes Environment Ontology)を開発し、公開されているメタゲノム解析データのマッピングと整理を行ないました。 応募したデータは、メタゲノム解析由来の微生物の生息環境に関する公開メタデータを、サンプルごとにMEOにより整理することでメタゲノムデータと環境情報をリンクさせたLODファイルと、MEOのOWLファイルの2つから構成されています。 MEO マウス・フェノーム 2012 庄司昌彦 国際大学GLOCOM地域SNS研究会として、庄司昌彦、林雅之、菊地映輝が作成した2013年1月時点の日本国内の地方自治体Facebookページのリストです。都道府県、政令指定都市、県庁所在地+αをカバーしています。 地方自治体Facebookページ 2012 加藤敦丈 古崎晃司 RDFファイルを指定して,簡単に「SPARQLクエリ」のテストができるWebベースのLOD Viewerです. SPAROLをよく知らない人でも,簡単にクエリが試せる「SPARQLクエリの入力支援機能」,「RDFトリプルが可視化」し,リソース間の「つながり」を簡単に辿って確認できる機能もあります. LinkData.orgなどでLOD(RDF)を簡単に作ることができるようになりましたが,SPARQLクエリを簡単に試せる環境がなかなかないために開発しました. 法造:LOD Viewer 2 ~簡単SPARQLテスト~ 2012 カ ブンリン 京都国際マンガミュージアムから提供いただいた所蔵マンガの書誌データをLOD化し、一冊一冊のマンガの本のデータから作品シリーズのデータとして利用できるように再構成しました。また作品シリーズをDBpedia Japaneseと紐付けしました。 協力:京都精華大学 国際マンガ研究センター http://imrc.jp/ 京都国際マンガミュージアム書誌情報LOD 2012 伊藤宗太 小林巌生 肥田野正輝 荒木泰介 横浜開港150周年 みんなでつくる 横濱写真アルバム(http://www.yokohama-album.jp)は横浜商工会議所の横浜開港150周年事業として公開されました。地元の企業や市民より1万枚を超える写真が投稿されており、中には横浜の歴史を映した古写真も多く、興味深いコンテンツを数多く有しています。ウェブサイト自体に検索APIも備わっていますが、今回、横濱写真アルバムの存在を広く知ってもらい、また、写真を活用してもらうためにLOD化にチャレンジしました。横浜オープンデータハッカソンの場を借り、Linkdata.orgを活用することで、短時間でデータの作成を終えることができました。 <データの内容> クリエイティブ・コモンズ ライセンスが指定してあるもののみ、2756枚をLOD化しました。 メタ情報としてタイトルや説明文の他、緯度経度、撮影日時、なども含まれます。 <ライセンス> データのライセンスはCC-BYとしますが、写真自体のライセンスは個々にCCライセンスが設定されています。 横濱写真アルバムLOD 2012 落合香織 青空文庫で公開されているデータを使って、紀伊国屋書店が今年の夏に行った「ほんのまくら」フェアをWeb上で真似たアプリケーションを作成しました。 青空文庫のデータを、既にデータセット部門に登録している青空文庫LODのスキーマに従って、JSON-LDの形に変換して利用しています。 ほんのまくらー青空文庫ー 2012 大場みち子 小野寺豊 山口琢 山形巧哉 山本康伸 藤原哲 あれ?れこは、ユーザーが検索している情報と関連する別の情報を推薦するアプリです。 ユーザーは、たくさんの情報発信者から情報を集めて作られた様々な知識や経験から新たな発見をさせてもらいます。 情報発信者は、アプリに参加することで、自身の知識が誰かとリンクし、ユーザーに情報を与えるきっかけを増やすことができます。 本アプリでは、推薦対象の情報としてWordpressの記事を扱っています。 [機能] 1.記事検索 ユーザーは、キーワードを含む記事とその記事を書いた情報発信者が薦める関連キーワードを含む記事を検索することができます。 2.記事登録 情報発信者は、自身のWordpressブログをアプリに登録することで、記事を推薦対象にします。 3.タグ関連登録 情報発信者は、各々の記事についているタグ同士を関連させることで、別な発見をユーザーに提供します。 [データセット] (1)推薦対象の情報として:Wordpressブログの記事RDF; (2)関連情報として:Wordpress記事から抽出した記事同士の関連を記述したRDF; を利用しています。 あれ?れこ 2012 堤量輝 ドキュメント指向開発環境volvoxに、SPARQLモジュールを加えました。 LOD を広く浸透させるには、その裾野を中小の会社や自治体に広げる必要があります……わたくしたちは、たくさんの小さな組織でドキュメントエンジニア(機械可読な文書の設計者〜Glushko & McGrath による)が生まれるよう、啓蒙とツールの提供を行っています。 じっさいドキュメントをRDF で公開するには、バックエンドの知識資産があらかじめ二項関係などで整理されている必要があります。そのためには文書管理の環境整備はもちろんのこと、文書を適切に設計できる人が不可欠です。 ツールvolvoxは、文書管理に重点をおいたアプリケーション開発環境です。だれもが独自のやり方で知識資産を再編できるように、仕様には最大限の拡張性をもたせています(UNIXのパイプラインモデルをXML で表現し、それをXSLTなどで制御できます)。またできるかぎり標準技術(W3C 標準であるXML/XSLT/RDFなど)を採用することも、このツールの設計方針のひとつです。 ひとつの部署にひとりのドキュメントエンジニアを……機械可読なドキュメントを適切に設計できる人を増やすことで、わたくしたちはLOD の拡大に寄与したいと考えています。 全ての権利の主張 volvox 2012 福野泰介 雪に埋まった消火栓は一刻を争う消火活動の大きな障害です。 近所の消火栓をスマホのGPSなどを使って見つけ、掘り出しにいこう! データシティ鯖江、消火栓XMLデータを使用しています。 2012 鯖江市役所情報統計課 鯖江市内の消火栓の名称と位置情報 消火栓情報 消火栓レスキュー鯖江編 2012 大和田健一 Android用のアプリです PinQA に登録されている情報を地図に表示します。 アプリを起動すると、データのダウンロードが始まります。 ダウンロードが終了すると、地図の中心から1km以内にある情報が表示されます。 マーカーにタッチすると、情報の内容が表示されます。 ノード情報の取得には、 PinQA LOD API を利用しました。 https://pinqa.com/lod_applications Google Play からダウンロードしてください。 誰でも無料で使用できます。 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ohwada.android.pinqa1 使い方はこちらをご覧ください。 応募作品 a003 「ヨコハマ・アート・ガイド」 とアプリ連携しています。 http://android.ohwada.jp/apr/pinqa1 どこでもPinQA 2012 藤澤伸 藤沢市のグルメデータのLODを検索して、食べ歩きマップを作成してくれます。 左側のチェックボックスで、食べたいジャンルにチェックを入れて「Search」を押すと、そのジャンルの中から3件のお店を提案して、地図上で場所も表示してくれます。 また左下の「Nearest 3 Restaurant」にチェックを入れると、現在の位置から近い3件の店を提案してくれるので、いま藤沢市にいる方はぜひ使ってみて下さい。 【利用しているデータのスキーマ】 名前: http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label 夜の予算: http://data.tom.sfc.keio.ac.jp/property/gourmet_dinner_budget 昼の予算: http://data.tom.sfc.keio.ac.jp/property/gourmet_lunch_budget 緯度: http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#lat 経度: http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#long ジャンル http://data.tom.sfc.keio.ac.jp/property/gourmet_genre 2012 藤澤伸 藤沢市に関する情報、現在は主に施設・スポットの情報をLOD化しています。具体的には、藤沢市のグルメスポット情報・避難場所の情報・幼稚園の情報が、RDFファイルおよびsparql検索で取得可能です。 (sparql end point: http://data.sfc.keio.ac.jp/sparql ) 藤沢市のオープンデータLOD fujisawa holiday 2012 菊地 映輝 国際大学GLOCOM地域SNS研究会として、庄司昌彦、菊地映輝が作成した2011年12月末時点での地域SNS参考文献リストです。 地域SNS参考文献リスト 2012 藤澤伸 node.jsによるrdf storeサーバー実装です。 サーバーにRDFファイル(.rdf | .ttl)をアップロードするだけで、そのファイル自体の公開・sparqlエンドポイントの提供ができます。 バックエンドにデータベースを使っていないので、シンプルにデータの管理・修正・バックアップが可能です また、npmモジュールとして公開しているので、比較的簡単に導入できるような気がします。 まだ頑張って開発しています。 tomrdf 2012 鯖江市役所情報統計課 市内の農産物直売所 鯖江市農産物直売所 2012 「税金はどこへ行った?」チームメンバ Where Does My Money Go? β版(2012年7月1日稼働)は、横浜市民が横浜市に納めている市税を対象として構築したものです。自分の年間総収入をスライドで設定し、単身世帯か扶養一人世帯かを選択すると、給与所得者であるという前提で、横浜市に納めている市税年総額と10分野毎に一日当たり支払っている市税額が表示されます。 現在このβ版は、横浜市税だけを対象としたものですが、今後、利用者の皆さんや日本政府や全国の自治体の皆さんのご意見、ご要望を踏まえて、特別会計や公営企業会計も含めたり、市債発行額・償還額を含めたり、神奈川県税や国税を含めたりなど、ニーズに応じて、成長させて行きたいと考えております。 なお、このアプリケーションは、イギリスの Open Knowledge Foundation が開発した Where Does My Money Go? (英語版) をベースに開発されています。Where Does My Money Go? プロジェクトは、公共データのオープン化を進める有志に支えられています。 詳細は以下をご覧ください。 http://spending.jp/about.html http://spending.jp/sources.html 2012 「税金はどこへ行った?」チームメンバ Where Does My Money Go? 日本語版プロジェクトで構築したWebサイト http://spending.jp/ で利用している横浜市の主要事業の予算データを Linked Open Data (LOD) にしたものです。 主要事業に対応した横浜市の部局の情報もLOD化し、主要事業の部局とspending.jpの予算カテゴリ(分野)とをリンクさせています。 http://linkdata.org/work/rdf1s187i/apps (投稿データとは別のデータです。) データモデルについては以下のスライド(p.4)をご覧ください。 http://www.slideshare.net/HiroyukiSato1/lod-for-yokohama-city-budget-plan 平成24年度横浜市予算【部局別主要事業明細】データ Where Does My Money Go? 日本語版 2012 松澤有三 d051 のデータセットを使ったとてもとても簡単なオンライン GIS アプリです。 d051 のデータセットは RDF を含んだ SVG ファイルですが、人間向けの見栄えは考慮されていません。SVG に対応した Web ブラウザで表示したときに、いくつかの機能を追加しています。 ・操作機能 マウスによるドラッグ、ホイールによるズームに対応します。SVG ならではの劣化のない表示で、細部を劣化なく表示できます ・投影機能 URL パラメータの設定で、投影方法を変更します。通常は世界全体を表示しますが、南極・北極を中心とした正距方位図法も選択可能です。極圏の地球観測データの表示に適しています。 ・マッシュアップ機能 URL パラメータの設定で、別のポリゴンを指定の色で追加することができます。 具体的なアプリケーションの事例として http://depicts.azurewebsites.net/ にていくつかのサンプルを公開しています。 ・南極を中心とした陸地と凍結地域 ・世界地図上での国家の図示 ・都道府県別統計データによる塗り分け これらの表示は iframe を使って Web ページに直接埋め込んで使用することを想定しています。統計データや検索アプリケーションと連動した図示などのフロントエンドとしてご利用ください。 depicts.azurewebsites.net 2012 日高 雄介 温泉の泉質別効能の一覧です。 2012 日高 雄介 九州にある温泉地の一覧です。それぞれの温泉地の効能や泉質、最寄り駅などの情報を含んでいます。 九州の温泉地一覧 温泉の効能一覧 2012 経済産業省 経済産業省自身(所管の独立行政法人等を含む)の保有データを対象にデータ公開の環境整備を図り、実際に公開を進めるとともに、公開データを利活用したビジネスが展開する社会基盤を整えていくことで、オープンデータによる経済活性化の促進を図る目的で推進されるDATA METI構想。その取り組みの一環でデータカタログサイト「Open DATA METI」を公開しました。現在は統計データと白書データを登録しています。 本サイトはオープンソースであるCKANを応用し構築しており、データセットに関するメタ情報はLODとして取得できる他、APIを利用することでもデータにアクセスすることが可能です。 登録されているデータはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用しており、自由に利用していただけます。 詳しくはOpen DATA METIのウェブサイトをご覧ください。 Open DATA METI 2012 佐藤 貴未  従来のLODデータにはない「地名に関連するダジャレ」のデータ化という新たな分野にチャレンジしました。  本データは、1,066種のダジャレを有しています。うち約750件は「地名ダジャレ chakuwiki」を参考にさせていただいており、その他のものはオリジナルもしくは、様々なホームページ上から引用しました。  また、データの中には、地名の緯度・経度の情報が含まれています。これにより、Google Mapと関連づけることで、地図上にその地に関連したダジャレを表示させることが可能となりました。また、緯度・経度は、その土地の中央値だけではなく、その地名の範囲を示すべく領域の左上の座標の緯度・経度、そして右下の座標の緯度・経度も入力しました。本データの応用には、地理空間情報が含まれるゲームや、GPS機能を有した端末を所持した者に対して、その地に関連するダジャレを再生する音声アプリケーションなどが考えられます。  多くの人々に、ダジャレを通じてユーモアを寄与できる作品だと考えています。 ダジャレで世界旅行♡ 2012 s3works セマンテックWeb委員会が開催した「セマンティックWebコンファレンス」での講演情報をLinked Open Data化したものです.SPARQLによる検索も可能です.講演者の所属は,開催当時のものです.現在,2012年の講演情報のみです. セマンティックWebコンファレンス講演情報 2012 CKAN日本語コミュニティ 本サイトは日本のデータカタログをまとめるという目的で,有志のコミュニティが運営しています.サイトにはデータポータルソフトウェアであるCKAN(http://ckan.org)を用いています.2013年1月31日現在,オープンガバメントを推進している地方公共団体のデータを中心に,125のデータセットがまとめられています. データカタログは三通りの方法で利用可能です.一つはLinked Data,もう一つはデータダンプ,最後はCKAN APIです.まず,個々のデータカタログはLinked Dataとして提供されています.現在はCKANを改造してあり,RDF/XMLとN3形式で取得可能です.例えば鯖江市人口,気温のRDF/XMLはhttp://data.linkedopendata.jp/dataset/sabae-tokei.rdf, N3はhttp://data.linkedopendata.jp/dataset/sabae-tokei.n3になります.curl -iH \'Accept text/n3\' http://data.linkedopendata.jp/dataset/sabae-tokei のようにContent-negotiationにも対応しています. 次に,データカタログ全体については,データダンプとして http://data.linkedopendata.jp/dump/ でCSVとJSON形式にて提供されています.これは毎日更新されています. 最後に,APIについての詳しい説明はCKANのドキュメント (http://docs.ckan.org/en/latest/api.html) をご参考ください.サイトのアカウントを作成し,API keyを取得すれば誰でも利用可能です. ライセンスはODbL (オープンデータベースライセンス, http://opendatacommons.org/licenses/odbl/1.0/) になります.ODbLはOpen DefinitionのConformant License (http://opendefinition.org/licenses/)として認められているライセンスです.クレジット表記は CKAN Japanese Community でお願いします. 全ての権利の主張 2012 ほえほえ 【LOD作品の目的】LSJ(Location Site of Japanimation)はサブカル作品(アニメ, ゲーム, 漫画)舞台の情報データベースです. これまで同人ソフトウェア開発者間でのデータ流通, 共有化による生産性の向上, LODを利用したクロスオーバー作品の創発などを目的にLSJのLOD化を進めてきました.【LSJ2012からのアップデート情報】本年は舞台探訪アプリに必要なデータの追加・修正を行いました. 特にNTTレゾナント様の『おでかけルートナビ PinQA』のLOD API を活用し, より高精度な舞台探訪データを従来のLSJ2012とリンクしたところが新しいです.また, 二次利用しやすいようLSJ2013 LOD中で使用した語彙のオントロジーを整備. データのダウンロードに加えSPARQLエンドポイントの提供. 開発ノウハウを共有するためのドキュメント整備を行いました. 【データ特性】サブカル(アニメ・ゲーム・漫画)作品の登場舞台をDBpediaやPinQAとリンク. 昨年度の投稿作品LSJ2012からデータの追加・修正. 表形式/TSV/RDFデータ, オントロジー(OWL), SPARQL endpoint, アプリケーションの提供. LSJ2013は下記サイトからご利用いただけます.http://cheese-factory.info LSJ2013 2012 小林巌生 清水たくみ 藤澤貴智 ゴミ分別は地方自治体毎に独自のルールがあり、引越をするたびに学習必要がありますが、横浜では他の地域と比較しても複雑です。横浜市のごみと資源の分別情報を整理し、回収区分、回収日情報とともにLOD化を実施しました。今回、ごみ品目の情報や分別ルールをLOD化することでよりこれまで出来なかった柔軟な問い合わせが可能になりました。 出典元は横浜市資源循環局です。本データ作成にあたり使用許可を頂き作成しました。また、ごみ品目の例外的な出し方の情報の抽出などの編集については、藤澤貴智(横浜市在住)によって行なわれました。 エンドポイントにはSPARQLEPCUを使わせてもらいました。 http://lodcu.cs.chubu.ac.jp/SparqlEPCU/project.jsp?projectID=gomi_yokohama 横浜市ごみ分別情報LOD 2012 会津若松市 情報政策課 市及び公共的な施設の連絡先及び地図データ 公共施設マップ 2012 会津若松市 情報政策課 住基人口の月毎の年齢別、男女別の人数 毎月1歳毎年齢別人口 2012 鯖江市役所情報統計課 西山動物園の動物一覧です。鯖江市生まれのレッサーパンダは全国の動物園にいます。これらの動物の戸籍につながるような個体情報を目指しています。 西山動物園の動物情報 2012 鯖江市役所情報統計課 鯖江市内の文化財の写真、説明などの情報です。 鯖江市文化財情報 2012 鯖江市役所情報統計課 鯖江市議会議員の情報 鯖江市議会議員情報 日本のデータカタログサイト 2012 s3works DBpedia Japanese に登録されていないトレンドワードを収集したデータセットです.ScraperWiki を利用して Google Trends 日本語版を毎日1回スクレイピングして,トレンドワード上位20件を取得.各ワードを DBpedia Japanese に完全一致で問い合わせし,登録語にはIRIを付与しています. Google Trends meets DBpedia Japanese 2012 今井健 加藤敦丈 古崎晃司 大江和彦 溝口理一郎 「異常状態の因果連鎖」に基づいた疾患定義と,その患者に典型的に見られる異常状態(原因や症状)の因果連鎖に関するデータセットです.6つの診療科の代表的な約1,800の疾患に含まれる,約15,000の異常状態について,臨床医によって記述された因果関係がデータ化されており, ・各疾患がどのような原因で発症し,どのような症状を引き起こすか? ・ある異常がどのような因果連鎖を経て,どのような状態を引き起こし,どのような疾患となるか? … といった情報を得ることが出来ます.  データセットの公開方法としては,下記の2つのWebサービスを提供しています.(共にiOS,Android端末にも対応). ・疾患連鎖LOD Viewer 疾患連鎖(疾患定義に含まれる因果連鎖)の可視化システムです. -「疾患の分類(is-a)階層」から表示する疾患を選択 -「疾患名」,「その疾患に含まれる異常状態名」から疾患定義を検索 の何れかで選択した疾患連鎖を可視化して表示します. ・SPARQL Endpoint 簡易クエリ入力支援機能付きのSPARQL Endpointです. 通常のSPARQLクエリによる検索に加え, - 検索結果から選択したリソースの可視化 - 検索結果が疾患の場合は,上述の「疾患連鎖LOD Viewer」と連携して疾患連鎖を可視化 ができます.    ※なお,本データセットは「厚生労働省医療知識基盤研究開発事業」の助成を受けて開発中の成果である「疾患オントロジー」の一部を公開しているものです. 今後,データセットの更新,利用方法の詳細などにつきましては,公開サイトにて随時,ご案内する予定です. 疾患連鎖LOD 2012 本間維 落語家の名跡の変化や,落語家間での名跡の継承などを表現したデータセット. 落語家LOD 2012 本間維 LOD作品のLOD. LODチャレンジ2011と2012で公開された作品の情報をRDF化したデータセットです. 各作品のエントリーシートに記述された内容を元にデータを作成しています. 「関連するデータセット」などの項目も利用して,年度や部門を超えた作品の参照関係を記述できました. エントリー〆切後に再度データの更新を行う予定です. LODC Works 2012 上田洋 中川貴滋 加藤文彦 松村冬子 藤田実紀 高橋徹 「さばえぶらり」は、福井県鯖江を中心に描かれたイラストマップや古地図の上で街歩きが楽しめる地図アプリです。地図の上では、観光情報やグルメ情報、Wi-Fi設置場所などをアイコンでわかりやすく表示します。「さばえぶらり」で鯖江の新たな魅力を発見してみてください。 【「さばえぶらり」とオープンデータ】 「さばえぶらり」は、鯖江市が公開するさまざまなオープンデータがなければ実現できませんでした。 収録地図は、鯖江市が公開するイラストマップと古地図で構成されます。地図上に表示されるPOI(Point Of Interest)には、鯖江市が Linked Open Data(LOD) として公開した観光スポット、公共施設、トイレの場所など位置情報付きの情報を利用しました。「さばえぶらり」では、これらの情報を収集・データベース化してSPARQLエンドポイントを介し、POIとして地図上に動的に表示するようにしました。 「さばえぶらり」が、地方自治体のオープンデータ化推進が観光振興や地域活性化、町おこしに寄与する一例となれば幸いです。 【収録地図】 ・さばえ街なかぶらりMAP ・住居表示実施前の町名(昭和38年10月1日施行) ・平成14年現在の町名 ・間部家入封以前の鯖江圖 ・間部家入封經營落成後の鯖江圖 ・明治維新前の鯖江圖 ・大正三年頃の鯖江圖 【地図上に表示されるPOI】 ・鯖江市市内公園等のトイレ情報 ・鯖江百景 ・鯖江市内AED設置場所 ・鯖江市避難施設 ・鯖江市公共施設 ・鯖江市内WIFI設置場所 ・鯖江市営駐車場情報 ・鯖江市西山動物園 ・鯖江バリアフリーマップ ・コミバスバス停 ・SABAEグルめぐり(非公式) 【利用方法】 「さばえぶらり」は、iPhone/iPad/iPod Touchアプリです。アプリは、App Storeから無料でダウンロードできます。詳しくは App Store 「さばえぶらり」のページをご覧ください。 https://itunes.apple.com/jp/app/id595859507 全ての権利の主張 2012 鯖江市役所情報統計課 鯖江市内の避難所の施設名、位置情報 市内避難所 さばえぶらり 2012 岡本忍 川島秀一 本データセットは、微生物のいくつかの表現型に関する情報をLOD化したものである。 表現型とは、外部から観察可能な生物の示す形態や生理等の形質を意味し、遺伝情報とともに、生命現象を研究する上で重要なデータである。しかし、遺伝情報が、ゲノム配列情報として急速に蓄積されている一方で、表現型の情報は主として文献に記載されていることから、網羅的な電子化は遅れている。DBCLSでは、ゲノム配列のRDF化を進めており、表現型の情報が同じくRDF化されれば、これまで困難であった遺伝情報および表現型情報を統合したデータ検索が可能になる。幸い、微生物に関しては、ゲノムプロジェクトのメタデータを整理したGOLDデータベースにGOLDデータベースに表現型情報が蓄積されつつある。今回我々は、微生物表現型情報を記載するのに必要なオントロジー、MPO: Microbial Phenotype Ontology を開発し、さらにMPOを利用して、GOLDデータベースに記載された表現型情報のうち、細胞の形態、酸素要求性と生育温度による分類に関してRDF化を行った。 MPLOD & MPO 2012 鯖江観光LODチーム 第3回LODチャレンジデー「オープンデータハッカソンin鯖江」の成果をまとめたものです. 公開されている鯖江の観光関係のLODに相互リンクを追加することで,観光LODとしての価値を高めることを狙いました. 作業内容は, http://goo.gl/cA5xO をご覧ください. 鯖江観光LOD 2012 Aya_Igarashi 複雑なギリシャ神話の相関図を示した。 foaf:knowsは自身の子供に対して関係となっている。 同じ子を持つ親は夫婦であり、子は親を2柱持つ。 また、子の親が1柱であった場合1柱の神から生まれてきていることが分かる。 ギリシャ神話の相関図 2012 今井健登 第5回LODチャレンジデーグループ名:「じつは...」 グループメンバー:今井健登,米村卓,山崎耕平,乙守信行   自転車にスマートフォンが連結できようになった”今”から、10年後の自転車を考えてみました。10年後は、地理情報などのデータを使うと共に、センサー技術として圧力センサー付きペダルや、体温を測定できるハンドルなど多くのハード技術も利用可能となり自作パソコンを組み立てるように「データ」と「ハード」のコンポーネントを組み合わせて自転車を作ることが可能になります。この自転車を使って各種トレーニングを行う場合も、専門家からの指導や、AKBからの応援、またこの自転車で観光地巡りをする場合には、観光案内なが流れるなど、「データ」と「ハード」と「サービス」も自由に組み合わせることが可能となります。 本アイデアを利用した10年後の自転車の想像図のビジュアライゼーション部門へ応募お待ちしております!! 10年後の自転車 = 走る自作パソコン= 2012 古川英幸 第5回LODチャレンジデー グループ名:ゲノム・マッチング グループメンバー:植木快、清水たくみ、古川英幸、山崎千里 人と人をつなくナビゲーションツール、それが「ハートナビ♥」です。 人々は出会いを希求しています。人と人をマッチングさせるサービスは多々ありますが、それぞれのつながりが増えすぎて適切な結び付きに至らないのが現状です。例えば、相手のデータがあまりにも多く氾濫するあまりに、ノイズとして見極め難くなる例もあるでしょう。あるいは、まだ見ぬ、いい条件のデータを期待するあまりになかなか“結び”につながらないこともあり得るかもしれません。 そんな、きっかけがつかめない人に“実際に人に会うこと”を支援するナビゲーションツールが「ハートナビ♥」です。 ソーシャルメディアの情報を基にした登録ユーザの行動範囲、行動時間、趣味などを解析して、相性をマッチング、更にデートコースを自動的に提案します♥ アルゴリズムが作る機械的なプラン通りに動くことで、 デートを楽しむことができるのか? そこに温もりのある交流がうまれるのか? ソーシャルメディアの向こうにいる誰かとゲーム感覚で参加することで“重すぎない出会い”、“祭りのような高揚感”も期待できます♥ 合コン、同業者との出会い、異業種交流など、任意の目的次第で様々な出会いにも利用できるツールです♥ ハートなび♥ 2012 下山紗代子 中野圭(五十音順) 小平優衣 豊田哲郎 高梨益樹 第5回LODチャレンジデー グループメンバー:小平優衣、下山紗代子、高梨益樹、豊田哲郎、中野圭(五十音順) カリスマキュレーターの選んだ地域情報がおすすめルートとして表示される、地域発信型コンテンツサービスです。 【例えばこんな時】 ・旅行先で、その土地に詳しい人のおすすめスポットを知りたい ・時間に余裕があるので、最短ルートではなく、面白そうなスポットがあったら寄り道して行きたい ⇓ そこで ①その地域に詳しい人(目利き)が厳選したおすすめスポットを登録 ②おすすめスポット情報をLOD化し、ルート案内アプリとして提供 ③アプリで「寄り道ルート検索」をすると、目利きのおすすめスポットを経由するルートが提示される 【このアイデアが実現できると…】 ・アド街ルック天国のような地域の選りすぐりがLODに! ・店舗などの商業施設に立ち寄る人が増えて地域の経済効果UP! ・目利きファン、同じルートを選んだ人等の情報から、地域をベースに人をつなげる効果も! ********************** 「目利きの厳選 地域LOD&ナビ」をアプリとして実現しませんか? 本アイデアを利用したアプリのエントリーをお待ちしています! 目利きの厳選 地域LOD&ナビ 2012 佐藤 正一 個別のアイデアではありませんが、オープンデータを個人をつなぐ構造を整理しました。代表して応募いたします。 マイ アグリゲーター 2012 下山 紗代子 中村 尭 古川 英幸 木村 博巳 【背景】 「地域猫活動」によって、猫たちの管理をする地域が増えてきています。 しかし、一部の住民の理解が得られず、トラブルになるケースも見られます。 そこで、猫に地域の環境センシングという役割を与えることで、地域猫の存在意義を見える化しようというのがこのアイデアの狙いです。 【具体的な方法】 ①環境センシング機器の搭載された首輪等を猫が装着 ②猫が街中を歩き回り、行く先の環境情報を自動測定 ③蓄積された環境情報をLOD化し、二次利用可能な情報として公開 【LOD化する情報】 ・個体識別情報(個体ID、どの地域に所属するか等) ・GPSによる位置情報(現在地、行動履歴) ・環境情報(温度、湿度、照度等) ・映像 【地域猫が街づくりに貢献できること】 ・集められた環境情報を分析し、地域の環境を改善 ・猫レポーターによる街並み紹介のような情報コンテンツの提供 ・データを活用することで、地域猫NPO等の資金調達につながることも期待 ・居場所や行動が把握できるので、地域猫の管理にも役立つ ・飼い猫に装置を付けてもOK!散歩ルートが分かって飼い主も安心 ・すれ違い通信により、単身世帯のお年寄りの安否確認も可能 地域猫と一緒に街づくり、してみませんか? 猫の手も借り隊 2012 小林巌生 メンバー: 小林巌生 ギフォード・デイビッド 佐藤雄飛 中山照章 館下博昭 オープンガバメント/オープンデータを町内会レベルから考え、実践を試みるアイディアである。 事業計画や予算計画など町内会運営に必要な「町内会スキーマ」を作成し、それに対応したデータ管理・入力支援システムを導入する。入力されたデータはオープンデータ化され、ソーシャルメディア連携やヴィジュアライズなどの手法を組み合わせて個人にオプティマイズされウェブを介して情報共有がなされる。一方で「回覧板」などの既存のアナログ情報媒体はタブレット端末(Kindle Paperwhite等)で置き換えることでシニア世代にも扱いやすい状態でかつ、ウェブとのインタラクション機能も保持したかたちでこれを代替する。従来は実現できなかった幅広い世代に対してより多くの情報が良く届けることが可能となる。 <インター町内会データ> 「町内会スキーマ」を周辺町内会と相互運用することにより、周辺町内会とのデータネットワーク「インター町内会データ」が実現される。インター町内会の相互監視によりデータはより精緻化され精度が上がること、そして、相互の交流がうまれやすい状態ができるため、町内会を横断した活動がうまれるなどのダイナミズムも期待ができる。 また、オープンデータにより区政や市政への活動実績や課題のフィードバックも効率的に行えるようになる。さらに、区政や市政などより上位でのオープンデータ化が進めばそことの接続も可能であると考えられる。 <住民参加> 情報のリーチが広がることで町内会運営に関する住民の関心が高まることが期待できる。 町内会におけるコミュニケーションの場を「寄り合い」などのリアルな場に加えて、ソーシャルメディア等ウェブにも開き、これまで仕事で忙しく町内会のコミュニケーションに参加できなかった住民に対しても場を開いていく。そうしてコミュニケーションの密度をあげながら新しい人材の掘り起こしと町内会の活動の活性化を図っていく。このような町内住民参加のためのシステムをオープンデータと併せて確立していく。 <まとめ> 先のLODチャレンジデーでのワークショップでは「地域の断絶や溝について考える」というテーマが与えられた。 参加者みんなで話をしたところ、「隣近所の住民とのコミュニケーションの不在」、「昼間は他所へ働きに出かけ、地元は寝に帰るだけ」、「地域活動に参加できていない」等の問題意識が共通してあることがわかった。 この問題は、オープンガバメント/オープンデータに取り組もうとしている日本もまた抱えている問題と通じる部分が多い。本アイディアでは、より身近である「町内会」に焦点を当てることで自分事としてオープンデータの活用に関して効果的であると考えられる情報系のイメージを描いた。 オープンガバメント/オープンデータを推進する上で、国が進めるトップダウンによる施策に対して、本アイディアにあるようなボトムアップによるアプローチの方がオープンガバメント/オープンデータのメリットや活用のされ方について直感的に理解しやすく、人々に受け入れられやすいと考えられる。今後、国や自治体のオープンガバメント/オープンデータの取り組みが生活に即したものになることを期待する。 電子自治会システム 2012 下山紗代子 山崎千里 本橋仁 生島高裕 豊田哲郎 ヒトのゲノム情報は日々解明が進んでいます。 高血圧や熱中症などになりやすい遺伝的体質を持った人が わかるようになりました。 「体質ナビゲーション」は、自分が今いる地域の気候が自分の 体質にあっているかをリアルタイムでスコア化し、 また住みやすい地域はどこかをナビゲートするシステムです。 また、発展形としてゲノムで決める旅ナビゲーション「20XX年 ゲノムの旅」を提案します。これは、ゲノム情報から読み取った 「体質」データと「趣味」「嗜好」データをリンクさせ、個人に合った 旅先を決めるナビゲーションサービスです。 100年後には、それぞれ人の遺伝的な体質にあった家、家具、 町づくり、更には旅先を決めたり心のナビゲーションを行う事が できるようになっているかも知れません!? 利用するデータ: 各地域の気象データ(天期、気温、湿度、風速) 気象データと危険度(高血圧、熱中症など)の対応データ ゲノム情報(体質データ) 趣味データ(イベント、文化財など) 嗜好データ(地域物産情報など) LODでゲノム情報と地域をつなぐ「体質ナビゲーション」 2012 チーム応募:望月正弘 井本大輔 佐藤宏之 木村博巳 生島高裕 オープンデータ運動の結果、Linked Open Data (LOD)による情報があふれている5年後の世界で必要となる技術を考えてみました。ユーザが目についた気になるデータをピックアップするだけで、さまざまなデータソースからなる膨大なデータを、自分にあった形に体系化できるUI/UXの提案です。 例として、旅行のルート計画を立てる際に、膨大なグラフ構造を持つデータから時間、カテゴリ、好みなどに関する共通項を分析しデータのフィルタリングを行うイメージと、実現時のスタートレック風UIを示しています。 ※2012.10.27 第5回 LOD チャレンジデーにて結成したチームによる応募です。 あなただけの経路選択 ~LODフィルタによるLODルーティング~ 2012 野村浩貴 【100億の人口と生植物多様性を支える地球環境を築く】 今後、予期されている世界的な人口増加を起因とした、「水資源」「食糧」「エネルギー」「医療・衛生」「貧困」「環境」「生物多様性」、こうした分野の課題に情報技術を通じて貢献していきたいと考えています。 例えば、「水資源」という分野の課題に対して、海水を淡水に浄化させる技術が開発されているように、現在、上記の諸問題解決の為に、分野別に対策はなされているように感じています。 世界共通の課題に対して、Linked Open Data のような情報技術が貢献できることは、分野の枠を取り払い、総体的に課題解決の動向を把握できることだと考えます。 今回、提案させていただく「食物連鎖LOD」というアイデアを軸に、世界共通の課題を統合して扱うことができる可能性を追求したいと考えています。 食物連鎖LOD 2012 三浦学夫 塙幾惠 日向野優輔 猪飼大志 藤沢市の幼稚園を条件別に検索してマッピングされます。 藤沢市幼稚園検索 2012 上田洋 中川貴滋 小林巌生 高橋徹 「横浜Maps」は、年代やテーマの異なる様々な横浜の地図を集めた街歩き地図アプリです。 地域で活動する個人、企業、行政組織など多くの方々がからの協力を得ながら、地図を含むコンテンツを収集してアプリへ収録しており、リリースから2年が経った現在では、日本国内のみならず、世界中で約3万件のダウンロードを頂いた人気アプリとなっています。 この度のアップデートでは、新たにイベントお知らせ機能を追加しました。 アプリを利用しているその日、または数日内に開催されるイベントがある場合、開催場所に「YAN」ピンを表示してお知らせします。当日イベントがある施設には赤い「YAN」ピンを表示しますので、街歩き中に思いがけないイベントと出会えるかもしれません。 表示するイベントデータは、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団がオープンデータとして公開しているヨコハマ・アート・LOD※のイベント情報(300件以上が毎月更新)を利用しています。 イベントお知らせ機能は、標準ではOFFになっています。ONにするには、各地図のツールバーにある「ピン」アイコンをタップし、「周辺のイベント情報」をタップして青色の(↓)ボタンをタップしてください。 「横浜Maps」は、iPhone/iPad アプリです。アプリは、App Storeから無料でダウンロードできます。 「横浜Maps」を使って一人でも多くの方に横浜の魅力を感じてもらえれば幸いです。 ※ヨコハマ・アート・LOD(Linked Open Data)では過去に登録されたイベント情報も含め約2万件のイベント情報、および、イベントの開催場所となる情報情報約180件を公開しており、SPARQLエンドポイントより簡単に取り出すことが可能となっています。 【App Store「横浜Maps」】 https://itunes.apple.com/jp/app/id454685074 【「横浜Maps」Facebookページ】 http://www.facebook.com/yokohama.maps 全ての権利の主張 横浜Maps 2012 安江翔平(学生) 年岡晃一 藤本椋也(学生) SparqlEPCU上に格納されている緯度経度情報が付加されたRDFをGoogleマップ上にマッピングして表示します。 このサイトを利用することでLODやRDFに関する知識がなくとも簡単にRDFを編集することができます。 右上のセレクトボックスからクラスを指定すると左メニューにデータが展開、Googleマップが表示され、メニューから個別のデータを確認できます。 また登録された内容の編集機能、新規登録機能も用意してあります。緯度、経度は位置情報を用いて簡単に登録可能です。 スマートフォン向けページも用意してあり、PC版サイトと同様閲覧登録編集が可能です。 http://lodcu.cs.chubu.ac.jp/lod_browser/sp/ このサイトはSparqlEPCUのAPIであるRDFmgrを用い、HTMLとJavaScriptで構築されています。 以下機能一覧 ・クラスを指定して検索 ・各データを地図にマッピングして表示 ・各データの編集 ・プロパティの追加 ・新規データ登録 ・スマートフォン向けページ このサイトを作成するにあたりデータ提供パートナーの鯖江市役所様が公開されておりますLODおよびLINKDATAにて公開されておりますLODを利用させていただきました。 LOD Browser 2012 中野友達 井本大輔 渡辺龍 白鳥奈緒美 地図のナビゲーションの経路案内において、最短・最安な行き方が提示されるのが一般的ですが提示された時間・経路が快適な移動であるかは個々人によって変わります。本アイデアでは年齢や性別などの個人情報、利用されている経路、地図情報などを利用して快適な道案内を提案します。 個人にとって快適な道案内(ナビゲーションの高機能化) 2012 加藤 文彦 大向 一輝 松村 冬子 MMappは,イベント情報および場所情報をSPARQLで取得しそれらを組み合わせることで, 参加者に有意義な時間を過ごしてもらうための情報提供をを行う学会支援システムです. これまで,以下の国際会議において運用いたしました. ・ACM Multimedia 2012 (ACMMM12)  http://www.acmmm12.org/(2012/10/29 - 2012/11/2)  ACMMM12における本システムのURL:http://lod.ac/acmmm2012/   ・The 2nd Joint International Semantic Technology Conference (JIST2012)    http://www.ei.sanken.osaka-u.ac.jp/jist2012/(2012/12/2 - 2012/12/4)  JIST2012における本システムのURL:http://lod.ac/jist2012/ [データ] このアプリケーションでは,学会情報および会場周辺地域の情報を 大きく分けて場所情報とイベント情報としてSPARQLで取得し,利用します. ACMMM12 SPARQL Endpoint: http://lod.ac/acmmm2012/sparql JIST2012 SPARQL Endpoint: http://lod.ac/jist2012/sparql イベント情報は,スケジュール,セッション,発表など 学会のプログラムの情報がメインで, Semantic Web Conference Ontology に基づいてRDF化しています. Semantic Web Conference Ontology: http://data.semanticweb.org/ns/swc/swc_2009-05-09.html 場所情報は,会場(フロアマップ),部屋,寺社仏閣,文化財, 飲食店,土産物店,交通機関,ATM,インフォメーションセンター,ホテルなどの情報を DBpedia (http://dbpedia.org),Nara Explorer (http://www.naraexplorer.jp/) から 取得し,RDF化しています. なお,イベントのリソースは場所のリソースにリンクされています. [アプリケーション] 前述のイベント情報と場所情報のRDFを利用することで, 以下の機能を実装しています. ・プログラム表示  施設,部屋ごとにセッションのタイムテーブルを表示します.  セッションをクリックすると,その中に含まれる講演,  口頭発表やポスターなどの情報が表示されます.  例: http://lod.ac/jist2012/timetable/show?id=3 ・イベント詳細表示  各講演や各発表の詳細が表示されます.  そのイベントのURIを含めてTweetし,そのイベントに関する体験を共有することもできます.  例:http://lod.ac/jist2012/event/32   ・地図表示  場所データから,会場周辺の飲食店,土産物店,文化財,  交通機関などの情報を地図上に提示します.  (注:現在地を中心にしますが,場所情報は奈良付近にしかないので,     奈良付近まで移動していただければ閲覧できます)  例:http://lod.ac/jist2012/home ・場所リスト表示  場所リソースのリスト化し,カテゴリごとに奈良の場所情報を閲覧できます.  例:http://lod.ac/jist2012/home (画面下部のListをクリック) ・写真表示  場所リソースの写真をタイル状に表示し,写真から奈良の情報を探索できます.  例:http://lod.ac/jist2012/home (画面下部のPhotoをクリック) ・場所詳細表示  各場所の情報の詳細,その場所への現在地からのルートを表示します.  例:http://lod.ac/jist2012/place/1 全ての権利の主張 MMapp 2012 佐々木一貴 多様なワークスタイルの要求に応える、パブリックスペース活用サービス ワークスペースなび 2012 snowy 「ANii」は日本語論文検索サイトです。論文情報は「CiNii API」から取得しています。 ***** 基本的な機能 ***** * 結果一覧ページ  ・検索キーワードに関連した言葉を「Web NDL Authoritie」と「Google suggestions」から取得して表示させています。  ・Yahoo! JAPANの校正支援APIを使って文字の入力ミスをチェックする機能を付けました。  ・詳細ページに行かずに、論文情報を文献管理ツールにエクスポートしたり、SNSで情報を共有したりできます。 * 論文詳細ページ  ・同じ巻号の論文リスト、その著者が同雑誌に執筆した他の論文が表示されます。  ・論文を収録している雑誌の所蔵図書館リストをページ遷移することなく見ることができます。  ・論文に付けられたコメント(はてなブックマーク)を読むことができます。 ANii 2012 大須賀 昭彦 川村 隆浩 オープンデータをコンシューマ向けサービスに広く普及させるためには,簡単にデータを検索・登録できるサービスが必要だと考えています. そこで,オープンデータを知識ベースとする音声アシスタントを開発しました. ここでは,ユーザFBを用いた検索精度向上に加え,ユーザ参加型の未知データ獲得の仕掛けに特徴があります. サイトでは,応用事例としてフィールドワーク支援向けアプリ「花之声」を紹介しています.是非,一度ご来訪ください. 全ての権利の主張 2012 大須賀 昭彦 川村 隆浩 オープンデータをコンシューマ向けサービスに広く普及させるためには,簡単にデータを検索・登録できるサービスが必要だと考えています. そこで,オープンデータを知識ベースとする音声アシスタントを開発しました. ここでは,ユーザFBを用いた検索精度向上に加え,ユーザ参加型の未知データ獲得の仕掛けに特徴があります. サイトでは,応用事例としてフィールドワーク支援向けアプリ「花之声」を紹介しています.是非,一度ご来訪ください. みんなで創る音声アシスタント「花之声」 ~あなたのつぶやきがオープンデータになる~ みんなで創る音声アシスタント「花之声」 ~あなたのつぶやきがオープンデータになる~ 2012 大和田健一 Android用のアプリです Open Street Map に登録されているノードの情報を地図に表示します。 アプリを起動すると、データのダウンロードが始まります。 ダウンロードが終了すると、地図の中心から1km以内にあるノードが表示されます。 マーカーにタッチすると、ノードの情報が表示されます。 ノード情報の取得には、 Linked Geo Data を利用しました。 http://linkedgeodata.org/ 応募作品 a013 「LGD Viewer」 をキャッシュサーバーとして利用しています。 Google Play からダウンロードしてください。 誰でも無料で使用できます。 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ohwada.android.osm1 使い方はこちらをご覧ください。 応募作品 a003 「ヨコハマ・アート・ガイド」 とアプリ連携しています。 http://android.ohwada.jp/apr/osm1 ソースコードを Apache ライセンスで公開しています。 http://code.google.com/p/ohwada/wiki/OsmNodeViewer1 OSM Node Viewer 2012 鑓水 優行 LOHAS (Lifestyles Of Health And Sustainability) は健康と持続可能なライフスタイルを重視した価値観.生命科学・医療のLODをLOHASに活用する構想を練り, 実際にLOHAS LODに必要なデータセットをまとめた.これにより子供から高齢者まで状況に応じた安全な食事のメニューの提案ができる. http://data.linkedopendata.jp/ja/dataset/lohas-lod 食品工学と栄養化学がもたらす LOHAS LOD 2012 大和田健一 LGD Viewer は、 Open Street Map に登録されているノードの情報を取得するWEBアプリケーションです。 指定された緯度経度から1km以内のノードを取得します。 HTML形式で表示する他に、JSON形式で情報を返送するAPIを持っています。 スマートフォンのアプリケーションが利用することを想定しています。 ノード情報の取得には、 Linked Geo Data を利用しました。 地理データの利用に関しては Open Database License (ODbL) が適用されます http://linkedgeodata.org/ 使い方はこちらをご覧ください。 http://lgd.ohwada.jp/about.html ライセンス WEBアプリの利用は、CC-BY-NC-SA が適用されます。 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.1/jp/ 地理データの利用は Open Database License (ODbL) が適用されます。 http://opendatacommons.org/licenses/odbl/ LGD Viewer 2012 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR <メンバー> 上野直樹、関口昌幸、秋元慶太、 谷杉歩音、大崎 敬志朗、 朝香貴裕、藤川恵一、嘉門保夫、杉浦裕樹、広田盛一、生島高裕 <コンセプト> 横浜文化観光というテーマで、DBpediaからデータをSPARQL検索する。 junaioというARプラットフォーム(ARブラウザー)でAR的に表示する。 <具体的テーマ> 「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」 4つのテーマ=4つのARチャンネル ・横浜浮世絵と現在の場所の見えのオーバーレイ ・歴史的建造物   DBpedia、wikipedia ・横浜が発祥の地   DBpedia、wikipedia、一部自作 ・開港前後の横浜の歴史的な場所   DBpedia、wikipedia、一部自作 <今後> 浮世絵に著作権はないが、開港資料館、市や県の図書館の了解を得る作業を行いたい。 例えば、県立図書館の以下のサイト 開港前後の豊富な浮世絵のデータある。 http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/digital_archives/yokohamae.htm 第一段階として、独自サイト作り、そこにいくつかのテーマでコンテンツ載せる。 第二段階としてwikipediaにアップする。 wikipediaの各項目は、必ずしも、開港前後の横浜の歴史、その場所というテーマで まとめられていないので、現状、手作業で項目探す。 <長期的展望> ・横浜の歴史のコンテンツの充実ということに関して、ネットワーク、コラボの形成   横浜シティガイド協会   客船とみなとの遺産の会   開港資料館   市立、県立図書館など 内容を深める、データのオープン化へのコラボ 2012 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR <メンバー> 上野直樹、関口昌幸、秋元慶太、 谷杉歩音、大崎 敬志朗、 朝香貴裕、藤川恵一、嘉門保夫、杉浦裕樹、広田盛一、生島高裕 <作成データ>  「横浜歴史フィールド・ミュージアムAR」データ  DBpediaからデータをSPARQL検索して作成する。 <元データ> 歴史関連データ (1) 歴史的建造物、サンプル、当時の絵葉書から 横浜道のオーバーレイしたjunaioサンプル (2) 歴史的建造物 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E5%BB%BA%E9%80%A0%E7%89%A9 (3) 発祥地 前田サイト、wikipediaの馬車道の項目にあるリスト 前田サイト http://yokohamamap.blogspot.jp/ wikipediaの馬車道の項目 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E9%81%93 (4) 開港前後 ・1854 日米和親条約、開港資料館のあたり、横浜市中区日本大通(横浜港開港広場) 現横浜開港資料館所在地)に応接所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E5%92%8C%E8%A6%AA%E6%9D%A1%E7%B4%84 ・1863 海岸通り(バンド) ・1859 横浜道 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E9%81%93 ・吉田橋、前田橋、関所、1959 ・馬車道 1967前後 下岡蓮杖 吉田橋わきに成駒屋という乗合馬車を作る。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E8%BB%8A%E9%81%93_(%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82) 日本初が多い。 歴史的建造物も多い。 ・港崎遊郭、横浜公園 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AF%E5%B4%8E%E9%81%8A%E9%83%AD ・日本大通り 大火 ・英一番館 ・イギリス波止場、フランス波止場 ・大さん橋、象の鼻 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E3%81%95%E3%82%93%E6%A9%8B ・神奈川運上所 wikipediaなし その西側を日本人町、東側を居留地とした。 マップ http://www.timeslip-y.jp/kannai/unzyo-map.html http://www.timeslip-y.jp/kannai/unzyosyo.html 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR 横浜歴史フィールド・ミュージアムAR 2012 山形巧哉 Tシャツ、それは”ファッション”の枠を超えた一種のアート、作り手の自我。 その方向性や訴えたいこと(言葉・叫び・夢・・・)すべてが込められている。 無数の服飾の中で、ほぼ”プリントオンリー”で自己主張ができるそれは、ある種の混沌。 本当に欲しいデザインに出逢える確率は非常に低い。 どうやったら、素敵なサイズで素敵なデザインのTシャツに出逢えるか。 そして、見つけたTシャツをどう活かすか。 Tシャツペディア 2012 越野 亮 災害発生時の非難誘導WEBサービス 災害発生時に滞在中の市内エリアの避難場所情報を検索できるサービスです。 一人でも多くの人を安全に現在いる所から一番安全で一番近くの避難場所へ的確に誘導できるアイデア 防災のためのオープンガバメント 2012 越野 亮 小中学の体育館・グラウンド等の情報、 公園情報、 バスの情報、 交通情報、 駐車場情報、 小児科施設に特化した情報、 などを使った日常生活をより便利にするサービスのアイデアです。 日常生活をより便利にする オープンガバメント 2012 越野 亮 ごみ収集情報、 農業情報、 サーバのトラフィック情報、 などを使ったアイデアです。 市民によって市を良くする オープンガバメント 2012 中野 圭 気象庁などが公表している気象データをLODで活用するアイディア。 雲という自然現象を扱ったメディアアート。 ゲシュタルト心理学における人間の認知をテーマとしている。 ヴァーチャルウォータープロジェクションシステムの提案 2012 福野泰介 データシティ鯖江のトイレ情報を使って、かわいく、すばやく、トイレを探せます。 Designed by Miho Yamamori トイレこんしぇる鯖江版 2012 Ashik Rajbhandari 長井正彦 SKOS Editorは、RDF/SKOS形式のシソーラスを編集するためのアプリケーションです。アプリケーションの開発には、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構の地球観測データの統融合のために重要な観測項目を利用した。SKOS Editorにより、定期的にアップデートされるこのような地球観測語彙を効率的にアップデートすることができます。 SKOS Editorには、2つの機能があります。コンセプトの編集と関連情報の編集です。コンセプトの編集では、語彙の追加、修正、削除ができます。また定義などの編集も同時にできます。関連情報の編集では、Broader / Narrower / Related Conceptsといった関連情報を追加、修正、削除することができます。 SKOS Editorは、プロトタイプシステムが完成したまだ一般公開できない段階でありますが、Web等で公開されているシソーラスを容易にRDF/SKOS形式に変換し、RDF/SKOS形式の情報を容易に編集することができます。 SKOS Editor 2012 山口貴弘 音楽を自動生成するツールを発展させる。まず、ユーザーが作曲したフレーズの断片などをデータベースとして自由にアップロードしていき、そのなかからアプリケーションに自由にフレーズを組み合わせて即興演奏をさせる。 FreeImproviser 2012 山口貴弘 ユーザーが発信する Warning メセージだけを共有するアプリケーションを作り、配信する。地震速報のようなものをより広範囲に適用したものにする。最終的には Wiki Leaks を個人レベルで実現させることを目指す。 iWarn 2012 上田 洋 「おしえて!れはっち」は、Twitterのつぶやきを解析してそのつぶやきに関連するレファレンス事例(図書館員が作成した資料に関するQ&A)を返信するTwitter BOTです。 「おしえて!れはっち」では過去のつぶやきからユーザの興味を読み取り、検索結果の中からもっとも良いと思われるものを自動的に選びます。普段の何気ないつぶやきからユーザが興味のあるレファレンス事例を知ることができます。 レファレンス事例に加え、国立国会図書館サーチAPIを利用して国立国会図書館が持つ書籍やCD・DVDなどの資料も検索することができます。将来的には、Web NDL Authorities や DBPedia、CiNiiなどに対応したいと思います。 「おしえて!れはっち」の利用には、Twitterアカウントが必要です。Twitterにログイン後、「@referty_bot」をフォローしてください。「れはっち」がなにか探してきてくれるかも? すぐに探してほしいときは、「@referty_bot」宛てにキーワードをつぶやいてください。 「れはっち」は、国立国会図書館レファレンス協同データベース事業のマスコットキャラクターです。 全ての権利の主張 おしえて!れはっち 2012 望月正弘  本アプリは、LinkData.org上のLOD年表データを読み込み、その時代を1年間に圧縮して『歴史圧縮カレンダー』として表現します。地質学的・天文学的なタイムスケールで進行する長大な歴史であっても、『歴史圧縮カレンダー』に落としこむことで、スケジュール帳感覚で全体像を把握できるようになります。 LOD年表による歴史圧縮カレンダー 2012 大場みち子 小野寺豊 山口琢 山形巧哉 山本康伸 藤原哲 ピンポイント・リマインダーは、参照しているWebページが事前に指定した興味に関連していることを、エンド・ユーザーに思い出させてくれるシステムのデモ・アプリです。 「興味」はハブと思い出し対象の組合せで指定します。興味と思い出し対象とはハブで関連づけられます。 エンド・ユーザーは、参照しているWebページが、事前に指定した興味に関連していることを思い出させてもらいます。 ハブ作成者は、エンド・ユーザーの関心と、思い出し対象の品揃えを考慮することで、双方に喜んでもらいます。 思い出し対象となる情報は、ハブによる関連づけによって、直接は探していないエンド・ユーザーにも、情報を思い出してもらえる可能性が増します。 使用しているデータセットは、 ハブとして: DBpedia Japanese; 思い出し対象として: 青空文庫 Linked Open Data、ヨコハマ・アートLOD、PinQA、函館まちあるきルート情報、函館映画ロケ地情報、函館土木遺産情報; 全ての権利の主張 ピンポイント・リマインダー 2012 岡野あゆみ 米倉健太 東日本大震災では、被災地に向けて世界中から多くの支援物資が送られた。しかし、現地で必要な物資の情報がまとまっていなかったことから、場所によって支援物資の供給に過不足が生じた。これは被災地における正確な需要情報を供給側が把握できていなかったことに大きく起因する。これを解決するために、我々はKANBAN方式という、需要者が必要な物と量を供給者に提示するシステムを用いて、需要の把握を行う仕組みを提案する。これによって、これまでバラバラになっていた需要情報をLODとして一つのデータベースにまとめ、迅速かつ無駄のない供給の実現を可能とする。 世界需要KANBAN(WorldWide Request KANBAN) 2012 片野 実 Linクラベル:LODを用いた大きさ比較表現の自動生成システム 専修大学 ネットワーク情報学部 沼プロジェクト2013 片野実、世戸口丈耀、平井宏祐、河又翔平、久保田夕貴、小野慎也、紀中一明、須田健太郎、湯山諭、沼晃介 Linクラベルは、ものの大きさの比較表現を、DBpediaなどの情報源を用いて自動的に生成するシステムである。 ものの大きさを数字で聞いても、どのくらいの大きさなのかを直感的に把握することは難しい。そこで「タバコ○個分」「東京ドーム○個分」などというように、他のものと比較することでその大きさにおおよその検討をつけることがよく行われる。 DBpediaなど構造化された情報源を活用することにより、こうしたものの大きさの比較表現を自動的に多数生成することが可能となる。加えてWikipedia等Web上の画像を縮尺に応じリサイズして並べることで、大きさの比較を視覚的に表現することも簡易的に実現する。 DBpediaに構造化された情報が載っていなかったり、「身長」「高さ」など異なるプロパティを対応付けて比較したりする際には、ユーザに情報を入力してもらうことになるが、それらの情報を蓄積していくことで、ものの大きさに関する構造化データを拡充していくことも可能となる。 Linクラベル 2012 萩原崇之 議員がどのような利害関係の下に行動したのかをオープンデータとweb上のデータを組み合わせることで視覚化し、政治活動の評価の為の基礎とします 政治活動評価システム 2012 上原 貴之 サバエディタ::トイレシュランは、鯖江市のトイレ情報XMLをトイレ検索サイト「トイレシュラン」にインポートするツールです。本ツールの利用により、自治体が提供する身障者用・ベビーベッド・オストメイト等の各種情報を、スマートフォン・PC等で現在地に近いトイレを探せるトイレシュランから閲覧できるようになります。 関連情報:http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2013/01/sabaeditor_toil.html 全ての権利の主張 サバエディタ::トイレシュラン 2012 鯖江市役所情報統計課 動物園の希少動物の戸籍 動物戸籍 2012 山本泰智(*2) 藤原豊史(*1) ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)にて、生物医学分野における書誌情報データベースのMEDLINEから抽出した生命科学分野の略語およびその展開形とその関連情報からなるAllieデータベースが構築・公開されている。更に、同データをRDF化し他のデータリソースとのリンクを含んだAllieリンクトデータもあわせて構築され、SPARQL Endpointが公開されている(http://data.allie.dbcls.jp/sparql/ )。 Allieリンクトデータでは、一部の展開形に対して日本語表記が付けられていることから、それを利用し、日本語をクエリとした生命科学分野の略語/展開形を検索するWEBサービスの構築を提案する。 ・Allieデータベースを利用した略語およびその展開形のペアを検索するWEBサービス「Allie」がDBCLSにて公開されているが(http://allie.dbcls.jp/)、検索対象が略語および展開形の英語表記に限定されいるので、同サービスを補完するサービスとなる。 ・本サービスを用いることで、日本語の文章を作成する際に日本語表記では文字数が多い単語を、既に英語文献中で広く利用されている略語に変換することによって、文書の可読性を向上させることが期待出来る(例えばイヌコロナウイルスを、その英語表記canine coronavirusの略語CCVと記述する)。 2011 山本泰智 生命科学分野の略語とその展開形(本来の表現)の関係、およびそれらが含まれる論文の情報、主な研究分野、同じ文献情報(タイトルもしくはアブストラクト)において共起する他の略語、DBpediaへのリンクなどの情報が収められている。 Allie 日本語をクエリとした生命科学分野の略語/展開形を検索するWEBサービスの構築 2012 大和田健一 Android用のアプリです 横浜で開催されるアート関係のイベントを紹介します。 アプリを起動すると、データのダウンロードが始まります。 ダウンロードが終了すると、本日開催されているイベント一覧が表示されます。 イベント一覧にタッチすると、イベントの詳細が表示されます。 Google Play からダウンロードしてください。 誰でも無料で使用できます。 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ohwada.android.yag1 使い方はこちらをご覧ください。 http://android.ohwada.jp/apr/yag ソースコードをApacheライセンスで公開しています。 http://code.google.com/p/ohwada/wiki/YokohamaArtGuide1 ライセンスの表記に関して。 一度 登録すると、修正できないようなので、追記しておきます。 右欄の表記は、Apache になっていますが、これはソースコードのライセンスです。 アプリの利用に関しては、Google Play に準拠したいのですが、無料アプリのライセンス規定が分かりません。 ひとまず、他の応募作品に参考に、 CC-BY-NC-SA とします。 ヨコハマ・アート・ガイド 2012 小銭 悠太 Tポイントのようなポイントサービスを扱っている企業と家計簿アプリを提供します。 通常、ポイントサービスを扱っている企業は、ユーザーの購買履歴を蓄積しています。このデータを家計簿アプリに転送することで、ユーザーは自分で家計簿の支出の情報を入力する手間が省くことができます。さらにユーザーは、家計簿アプリの入力の手間を省くために、なるべくポイント提携店で買い物するようになると考えられます。その結果、ポイント提携店の売上増加にも貢献するでしょう。また、提携店での買い物が増えることで、蓄積されるユーザーの購買履歴も増加しより多くのマーケティングデータを手に入れることができます。このように、この家計簿アプリサービスは、 今手元にあるデータと既存のIT技術を組み合わせることで、企業とユーザーがWin-Winの関係を築けるビジネスモデルとなっています。 自動入力家計簿アプリ 2012 木田和海 第6回LODチャレンジデー:大久保英徹、渋谷健、木田和海 ある街の小さな飲食店が、様々な方の集うコミュニケーションの「場」になっていることがあります。また、祭りのようなイベントが人々をつなぐ「場」になることもあります。このように街に点在する様々な「場」と、その「場」に行ってみたいと思う人を結びつけることを、LODにより実現させるアイデアです。 【必要なデータ】 ・街にある「場」となりうるモノ・コトに関するデータ(店舗、イベントなどの位置情報と必要な属性情報(主催者、集まる目的、その場で提供するサービスやイベントの内容など) ・ある「場」に行ってみたいと思う人の嗜好に関するデータ(自分がその「場」に期待することが何かが分かるデータ。例えば、落ち着いた雰囲気で自分を見つめなおすことができる「場」に行きたい、など) 【活用イメージ】 ・街の「場」のデータと、個人の嗜好に関するデータをマッチングさせ、その人におすすめの「場」を紹介する。 ・紹介された「場」に訪れ、その人にとっての目的が満たされる。 ・その「場」を切り盛りする側(店主やイベント主催者など)にとっても、すでに嗜好のマッチングができた人が来訪し「場」を盛り上げてくれるため、「場」の活性化につながるメリットを受けられる。同時に収益貢献にもつながる。 ・その「場」でのコミュニケーションから生まれた情報があらたな「場」を生み出す種になり、人と「場」の新たなマッチングが行われる。 このように、人と「場」をつなぎ、その「場」で人と人がつながることで新たな「場」が生まれるサイクルを回すことで、街の活性化につなげます。 「場のデータ」がつくる街のつながり 2012 奥野拓 川嶋稔夫 高橋正輝 函館の大量の写真資料の中から市民が新たな発見のある写真を検索できるシステムを提案する。公立はこだて未来大学は、函館市中央図書館に所蔵されている大量の歴史資料のデジタルアーカイブ化を進めてきた。現在、写真や地図、ポスターなどがそれぞれ目録(メタデータ)と合わせて「函館市中央図書館デジタル資料館」(http://archives.c.fun.ac.jp/)のWebサイトで公開されている。公開されている資料の中でも写真資料が最も多く一万点以上存在する。それら写真資料と様々な文献資料を用いることで、写真資料の中から写真間の新たな歴史的関連を見出すことができる。そこで、写真資料と文献資料となる「函館市史 年表編」、「はこだて人物誌」(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/jimbutsu_ver1.0/index.htm)、「函館近代化遺産ポータルサイト」(http://hnct-pbl.jimdo.com/ )をLOD化する。それぞれのLODの関連を辿り、市民に新たな発見のある写真を提示する仕組みを構築する。歴史資料のLODは、歴史研究者や学芸員のための歴史資料を検索する仕組みや、写真資料を用いた歴史観光アプリなどの活用も期待できる。 函館の歴史資料を用いた市民に新たな発見がある写真検索システム 2012 山形巧哉 オープンガバメントを進めるにあたり、本当に必要なのは、作り手がいかに意識することなくデータを作成することが出来るかに尽きる。 CMSのプラグイン等によって簡単に登録することが出来れば、自治体の温度差は少なくなり、多くのオープンデータを提供することが出来るのでは。 オープンガバメント推進CMS 2012 渋谷 健 ※zip内に2つのファイルを格納しています。  ppsファイルは自動再生となっています。  (起動すればスタートします。ENDの文字が出るまではクリック等不要です)  印刷用にはPDFファイルを使ってください。 ○基本コンセプト LODを利用した、リアルな住民参加型のまち創りのゲーム(ゲーミフィケーション) ゲーム“シム・シティ”をモチーフとした、LODを利用したオープンサービス ○目的 オープンガバメントを促進し、まちに関わる人びとで、まちの未来を考える環境をつくること  -行政計画、イベントなどの情報発信ツールとしての利用  -地域住民のコンセンサスツールとしての利用  -エネルギー状態、交通渋滞、防犯などのためのモニタリングツールとしての利用  -地域社会への参加を促すツールとしての利用  -防災訓練、救難訓練などの教育ツールとしての利用 まちの情報が一元的に管理されるポータルとしての機能を構築すること だれもが直感的に触れやすい、ゲームのような環境を提供すること ○概略説明 サイバースペース上にLODをベースに、ヴァーチャルに“あなたのまち”を再現 行政の情報を中心に整備し、過去・現在・未来の情報を反映  -過去 : 過去の行政施策の結果などをもとに反映  -現在 : リアルタイムでのまちの状況を反映  -未来 : 都市計画などの行政の計画を反映 PCだけでなく、モバイル環境にも対応し、O2O型サービスにも展開 民業に開放することで、ビジネスを創出する基盤として位置づける  -各種サービスをプラグインすることで拡張性を持たせていく  -リアルな活動との連携を前提とし、まち全体の活性化を図る 他のまちともつなぎ合わせ、国内外のまちとまちの交流を深め、地域活性を促進 ○提供できるサービス 地域住民向け  -地域行政の計画の疑似体験と意見の発信  -自分が思い描くまちの姿の共有  -地域の歴史、地域社会の文化についての学習の場  -地域の人びと同士でコミュニケーションする場  -地域サービスのポータル 地域行政向け  -行政からの情報発信  -地域の防災・防犯対策等のシミュレーション  -地域サービス開発、リスクマネジメントのための分析データ取得  -他地域に対するブランディング(他地域からの集客・地域活性へのトリガー) 地域ビジネス向け  -地域住民へのコンタクトツール(セールス/プロモーションチャネル)  -リアルとサイバーで共有するポイントサービスなど  -地域内におけるビジネスシミュレーションツール  -当該地域におけるビジネス活動の評価ツール ○地域情報のプラットフォームとしての期待 ラグインにてコンテンツ・サービスの拡充 モバイルテクノロジーと連携することでのO2Oサービスの充実 各地域で共通機能を整備することで、地域間相互連携・シナジーの発揮 Sim - My Town 2012 小野 雅史 ●背景と概要 近年、「ビッグ・データ」や「データドリブン・サイエンス」というキーワードが注目を集めているように、研究開発分野においても、データを中心にした新たな試みが検討され始めている。   例えば、従来では研究業績と言えば査読論文が中心であったが、一部の分野では、データ・ジャーナル等を通して、次世代の研究のために研究成果物であるデータを提供する行為を、重要な業績として積極的に評価するといった取り組みが行われている。  ただし、現状では国際的にも、論文に関する情報はScienceやNatureなどのオンライン・ジャーナルを通して提供され、データに関する情報はGEOSSなどの地球観測データの統合プロジェクト等を通して提供されており、二つの情報の間には距離があるのが実状である。  しかしながら、論文とデータの双方にDOI(Digital Object identifier)のような共通フォーマットのIDを付加するような試みも一部では開始されており、今後は、こうした論文情報と研究データの連携が重要なテーマとなると考えられる。そこで、今回はこのテーマに関連したアイデアを提案する。  ●提案内容 異なる情報を相互に関連付けるための手法・アルゴリズムには様々なものが存在するが、現実問題としては、最新の論文や質の高いデータは有料だったり法・権利関係がややこしかったりするものも多く、時に、高度なアルゴリズムの勉強よりも、必要な材料を集めて分析できるだけの社会的な条件を整えることのほうが難問だったりする。  しかし、論文に関して言えば、本文は有料であってもタイトル・著者名といった書誌情報は公開されていたり、またデータに関して言えば、データは厳しく保護されていてもメタデータは比較的自由な活用が認められるケースも多い。  そこで、論文の書誌情報とデータのメタデータの情報を使って両者を連携するアプローチを提案する。  ●アプリケーションの試作 CiNii ArticlesのOpenSearch APIと「データ統合・解析システム(DIAS) 」が提供するメタデータの情報を使い、両者を関連付けるWebアプリケーションを詩作したが、現在、実験用サーバで試験中の段階で、公開できるまでの条件が整っていないため、今回は添付の資料内での紹介に留める。 Linking research data and articles 2012 伊藤智章  もはや高校生の必須アイテムである「電子辞書」。次に来るのは「電子地図帳」です。  携帯音楽プレーヤーの登場で、好きな曲を何百曲でも持ち運べるようになったように、これからは、好きな「地図」を何百枚でも持ち運べるようになります。学校の地図帳、地元の地形図(ものすごく古いものから時代を追って)、かわいいイラストの入った観光案内図、ハザードマップ等々。「あ、これいいな」と思った地図は、ダウンロードかスキャンしてクラウドへ。簡単な位置合わせをすれば後は自動的にアップロード。端末からダウンロードして後はオフラインで持ち運べます。もちろんGPS対応。写真や動画も埋め込めます。スマホじゃ小さいなと思ったら、タブレットでも見られます。  既に、iPhone/iPadアプリ「ちずぶらり」シリーズで実現しつつある技術ですが、まだ個人が自由にアップロードして楽しめるような形にはなっていません(不特定多数に公開する場合は著作権の問題もあります)。この点をクリアできれば、「地図を持ち歩く」「デジタル地図帳で授業」は当たり前の光景になるでしょう。 2012 伊藤 智章  オフラインで動作する地図閲覧アプリケーションです。舞台は富士山の麓、ふじ市。「ちずぶらり」のシリーズで、全国の観光地で同様のアプリが公開されていますが、このアプリは唯一、高校で地理を教える教員が、教材開発の一貫として制作しています。  コンセプトは、「観光案内には載りそうもないけど、勉強になりそうな地元の地図とネタを集めて載せる」ことです。地元の商店街に伝わる祭りのお囃子が、町内ごとに違うと聞けばサウンドを載せ、廃線の危機にあるローカル私鉄をなんとかしようと、コレクターが秘蔵していた古い鉄道写真を載せる等、「趣味に走りまくったフィールドワーク」の成果が凝縮されています。  「最大公約数」的な情報発信をするのではなく、ディープでマニアックな情報を地図を通じて発信することで、若い世代の「ジモトスピリット」を盛り上げようと頑張っております。 全ての権利の主張 ふじぶらり カスタマイズ自在なデジタル地図帳 2012 小林茂 近くの駅のホームには多くの医院情報がある。それらが生きた情報として、スマホアプリで使えたらどんなことができるだろうかを考えてみた。 医院情報だけでなく、お店の開店時間の情報などにも応用できそう。 近隣の医院情報の収集 2012 濱崎雅弘 ・背景と問題  ・農業には環境の影響が大きいが、地域の環境情報を正確に得るのは困難 ・提案するLOD  ・様々な農作業情報をLODとして公開する  ・プロだけでなく家庭菜園やガーデニングなどアマチュアが積極的に配信 ・期待される効果  ・インターネットを用いた農業集合知  ・植物を用いた新しいセンサーネットワーク <参考となるデータリポジトリ> ・農ライブ http://marukan.cs.shinshu-u.ac.jp/knowlive/  ・信州大学の斎藤・小林研究室が配信している農業現場情報  ・作物の高精細画像や農場の気温・湿度など自動記録し配信している 栽培情報LOD 2012 濱崎雅弘 ・背景と問題  ・現場では多くのデータを持つようになったが、その利活用の方法がわからないことも多い  ・そのデータを分析したり技術を適用し利活用する技術者・研究者が現場にいるとは限らない  ・つまり、データセットと技術および技術者・研究者のマッチングができていない ・提案  ・データセットをクエリとして入力することで、論文や研究者や研究コミュニティを検索できるサービス ・前提となるLOD環境  ・データセットがLODとして公開されている  ・論文、著者、研究コミュニティのメタデータがLODとして公開されている  ・論文とデータセットの関係性がLODとして公開されている  ・論文、著者、研究コミュニティの関係性がLODとして公開されている ・サービスの機能  ・関連データセット検索  ・関連論文検索  ・関連研究者検索  ・関連研究コミュニティ検索 ・期待される効果  ・オープンイノベーション  ・データセットの有効活用 <参考となるデータリポジトリ> ・CiNii http://ci.nii.ac.jp/ ・科学研究費助成事業データベース http://kaken.nii.ac.jp/ ・産総研 研究情報公開データベース http://riodb.ibase.aist.go.jp/ dataset as a query 2012 安江翔平(学生) 年岡晃一 藤本椋也(学生) SparqlEPCUはLODアプリケーションサイトの構築支援を行うフレームワークであり、クラウドとしてのRDF格納サイトとなります。 LODアプリケーションサイトの作成時に、RDFを格納するデータベースを用意する必要がなくなります。 RDF格納サイトへアクセスするJavaScriptライブラリを使うことで、LODアプリケーションの開発がJavaScriptのみで実現できます。 このサイトに登録されたデータには検索・更新・削除それぞれの実行権限が設定できます。 SPARQL検索ページ、アプリ開発のチュートリアル、サンプルコード、デモサイトへのリンクを含みます。 SparqlEPCU 2012 吉田光男 2006年以降に投稿された「2ちゃんねる掲示板」のスレッドデータです。3500万件以上のスレッドタイトルと700件以上の掲示板とを関連づけています。 2ちゃんねる掲示板のスレッドデータ 2012 森田 武史 西村悟史(学生) 越川兼地(学生) 長野 International Asian LOD Challenge Day でのグループからの投稿 メンバー: 越川 兼地, 森田 武史, 西村 悟史, 長野 伸一 本アイディアは,既存の予測アルゴリズムとLOD とのマッシュアップ案を幾つか 提示し, マッシュアップにより生まれるであろう新たな価値と必要なLOD について考察するものである. 詳しくは添付PDFの説明文書を参照して下さい。 2012 越川兼地(学生) メディア情報から事象情報を抽出し,Linked Dataで事象情報を表現する手法を用いて,2012年12月に行われた衆院選に関するマスメディア(大手ニュースサイト)及びソーシャルメディア(Twitter)の情報をLinked Dataにしたものです。 詳しくは http://benzaiten.ohsuga.is.uec.ac.jp/k-koshikawa/MediaLinkedData/media_lod.pdf を参照して下さい。 2012年の衆院選に関するメディア情報LOD LOD×既存予測アルゴリズム 2012 ほえほえ 【概要】LSJ(Location Site of Japanimation)はサブカル作品(アニメ, ゲーム, 漫画)舞台の情報データベースです. これまでにLSJ2012(昨年度の投稿作品)のLODデータを使った, 舞台探訪の地図アプリ『残念な日本地図』を公開してきました. しかしながら, 作品登場舞台を市町村レベルでマッピングしたものであったため, 真のロケ地とは離れた役場を指している問題がありました. LSJ2013ではNTTレゾナント様のPinQA LODの舞台探訪データをリンクすることで, いくつかのタイトルについて高精度なマッピングを実現しました. このWebアプリケーションを『残念な日本地図』(全国版)に対して『もっと残念な日本地図β』(作品別・高精度版)として公開します. 作品中のInfoboxのTitle, Cityの情報はDBpedia, SpotはPinQAへリンクしています. Webアプリケーションは下記サイトからご利用いただけます.http://cheese-factory.info 2011 込山悠介 d014の応募に向けた調査の中で, 政府統計資料の一つである『農林業センサス』には農林業経営体分類という市町村別に農林業の業態を区分したデータが存在する. これを見ると山間部には平均年齢が高く後継者がいない限界集落が存在する. その一方で, d008の『Location Site of Japanimation』のデータを見ると日本のアニメやゲームの舞台として, 上で挙げたような集落が含まれていることが分かる. これら2つの異質なデータを組み合わせることで, 映画や小説のロケ地マネージメントサービスができないだろうか? 舞台となる自治体・住民, 作品製作車, ファンの間を上手くコントロールすることで, 集落と作品とのタイアップが観光収入になるシステムを設計できると考える. 現状ではファンの舞台探訪は地方文化の史実と作品の仮想世界の設定が交差して住民とのトラブルが耐えない. 話題作の舞台となった山村・農村で職業訓練を受けて就職を希望する若者の人材発掘にもなるだろう. 限界集落を萌える村にRewrite 2012 ほえほえ 【目的】LSJ(Location Site of Japanimation)はサブカル作品(アニメ, ゲーム, 漫画)舞台の情報データベースです. 元々, 同人ソフトウェア開発者間でのデータ流通, 共有化によるソフト生産性の向上を目的に実装を行なっていました. 複数の作家間でLODを利用したクロスオーバー作品の創発ができないかを考えます.【LODの特性】LOD Challenge 2011に投稿したLSJ2012からデータの修正や追加を行いました. 主にNTTレゾナント様のPinQA LOD の舞台探訪(聖地巡礼)データを, DBpediaの作品データと関連付けているデータセットがLSJです.【LSJ LODを応用するアイデア】現在は作品に登場した舞台を現実世界の地図にマッピングしたWebアプリをいくつか開発しています. 今後, LSJを基盤にどのような展開が期待できるか検討しましたまず正当な進化として, エンターテイメントへの応用が考えられます. 地図アプリと画像の組み合わせはよく見かけますが, サブカル作品中で感動できる名場面はテキストと音楽が重要な要素の場合もあります. 舞台探訪マニアは現地で名場面を追体験したいわけですが, 周辺住民に迷惑をかけずに没入する手法が必要でしょう. (カメラと小説と携帯音楽プレイヤーを持って現地に行く以上のエンターテイメント性を持たせる)次に訪問禁止地区のマッピングが課題として考えられます. サブカル作品の舞台となっている地域では, 既に住民が苦情をあげている地域もあります. 原因としては次のような事例があります.(R-18作品と住民感情, 混雑による交通マヒ, 私有地への侵入, 訪問客のゴミ問題, 無許可なカメラ撮影, 宗教や風土・慣習の不理解)このような問題を解決するには郷土史や宗教学に関するLODを使うことも必要でしょう. エンターテイメントのために地域の事情を理解することで倫理を徹底します.その上で舞台探訪先の地域にもメリットを持たせる必要があります. 地元経済の活性には作品舞台スポット間での食事, 温泉や土産物の情報がリンクしているとよいでしょう. また, 一般的なスマートフォンアプリで検索しづらい地方のローカルバス, タクシー会社, 最寄りの深夜バス昇降所, ガソリンスタンドの情報も有向と考えられます.エンターテイメントの事情を地域に理解させることで, 町興しやコラボ商品の開発を促すサイトの基盤データとしての活用ができるでしょう. さらに, 作品に登場する街や施設への就職・転職・婚活の支援サイトなども現実的ではないでしょうか.【まとめ】サブカルデータ基盤としてRDFを使ったデータ統合は有効です. 作品舞台への旅行を計画するアプリ, 現地で作品の名場面を追体験するアプリだけでなく, 舞台地域の町興しや後継者不足の問題に対応するWebサイトにも活用したい.詳細は下記サイトでご覧いただけます.http://cheese-factory.info LSJ2013 〜 サブカルチャー基盤データの応用 〜 もっと残念な日本地図β - LSJ2013を使った舞台探訪アプリの高制度化 - 2012 大友翔一 現状ではJAXA/ISAS,JSpecで公開されている月のデータを加工、可視化して一般の方が月惑星を身近に感じられるようなwebサービスとして構築されている。 KMLを選択することでselene(かぐや)の軌道や、ある時点における位置情報、撮影した写真、写真が撮影されたエリアが閲覧できる。 さらに、論文と動画を検索するをクリックすると、関連するCiNii上の論文とYoutubeの動画をtimeline形式で表示する。 だが、将来的にはこの他に太陽・地球・惑星・衛星などに関しての画像やX線、dem、等各種データをデータ公開元認可の下で横断的に包括する大規模データーベース、及びそれらから簡便に各種データを検索することを可能とするシステムにしたい。 また、データを動的に生成する機能や、公官庁や研究機関の公開データを横断的に検索結果として表示にするだけではなく、一般の天文愛好家等からの投稿動画や画像のアップロード機能を持ち、観測データ以外にも検索対象に関連する論文等を紐づけられたデータとして扱い検索結果として表示することを目標としたい。 2012 大友翔一 現状ではJAXA/ISAS,JSpecで公開されている月のデータを加工、可視化して一般の方が月惑星を身近に感じられるようなwebサービスとして構築されている。 さらに、論文と動画を検索するをクリックすると、関連するCiNii上の論文とYoutubeの動画をtimeline形式で表示する。 だが、将来的には太陽・地球・惑星・衛星などに関しての画像やX線、dem、等各種データをデータ公開元認可の下で横断的に包括する大規模データーベース、及びそれらから簡便に各種データを検索することを可能とするシステムにしたい。 また、データを動的に生成する機能や、公官庁や研究機関の公開データを横断的に検索結果として表示にするだけではなく、一般の天文愛好家等からの投稿動画や画像のアップロード機能を持ち、観測データ以外にも検索対象に関連する論文等を紐づけられたデータとして扱い検索結果として表示することを目標としたい。 LINKAGE 2012 大友翔一 JAXA/ISAS,JSpecで公開されている月のデータを加工してGoogleMoon上に貼り付けられるようにした。 KMLを選択することで一般の方でも立体的に月、及び観測衛星SELENE(かぐや)の軌道や、ある時点における位置情報、撮影した写真、写真が撮影されたエリアが閲覧できる。 LINKAGE LINKAGE 2012 竹内久知 アプリケーション部門 「SmartTown」にLOD連結する「ModelHouse3D」アプリケーション 竹内久知 「俺のゼニはどこへ行った」プロジェクト所属 応募作品の内訳 アプリケーションの名称 「SmartTown」にLOD連結する「ModelHouse3D」アプリケーション アプリケーションのURL http://goo.gl/ckYHX アプリケーションの解説http://goo.gl/PTKNp 参考資料.pdf http://goo.gl/FRVrh ModelHouse3DによるLOD活用事例.wmv http://youtu.be/5hnD3P6RQvs 詳細はアプリケーションの解説と参考資料を参照 「SmartTown」は地方自治体(横浜市)と地域(自治会町内会)と地域住民とが連携して、予算情報、行政サービス情報、地域情報、所帯・個人情報、天気情報等の住みよい町造りに必要なLODデータを市民行政参画情報ハブ(地域メッシュ)に連結させ活用し、「オープンデータ活用ビジネスにより市民が行政に参画し、社会を良くすること、私達の町も良くすること、予算の効果を身近なところで実感してもらうこと」を目的とし、地域から始め、地方自治体へ、さらに全国規模へと市民参画ネットワークを広めていくトータル・ソリューションです。 「SmartTown」では市民行政参画情報ハブの基にLOD【自治体予算】【地域】【自治会予算】【行政】【気象】【ソーシャルネットワーク】【住宅】【産業】を連結します。 【地域】にLOD【ライフスタイル】[ライフブラン]、その下層に[家族構成][収入][生活費][貯蓄][住まい][子供][リタイアメント]を連結します。 [ライフプラン]のなかで高額、長期ローン、候補地選択等で一番負担が大きく、プランも難しく、重要なのが【住まい】LODです。 【住まい】LODの下層として[今住んでいる家][賃貸家賃][住宅ローン金額][住宅ローン期間][購入予定][購入時期][購入時予算]が連結しています。 この【住まい】LODに取り組むのが、総務省 産業分類 [D建設業]分野に属し、建築工事に係る全建築工程写真LOD、全使用建築資材・設備器機写真LOD、建築関連書類LODとその活用方法の具体例を示した「ModelHouse3D」アプリケーションです。 「ModelHouse3D」の【住まい】LODの全建築工程写真LODは工程毎の建物3Dモデル全面にテクスチャとして貼り付けられる写真アルバムで、最少限の工事現場での直接施工管理で、どんな工事瑕疵も発見可能で欠陥・手抜き・過剰工事を起さない安心と安全な住宅建築を提供できます。 建築工事の工事工程、建築資材、設備機器、2D及び3Dのデジタル写真及び動画データ、撮影時の画像情報、付加情報、コード体系を標準化することにより、中小建設業者のコスト削減を可能とし、施工者の熟練度を高め、工事発注者(施主)、設計者、建築施工業者、施工管理者が共に、プランから設計、建築施工、施工管理までに参加し、希望どうりの家の建築を可能とします。 「ModelHouse3D」は建設業でのLOD活用方法の具体例を示したアプリケーションす。この具体例を参考に建設業、不動産業、その他さまざまな分野用途に応用し、さまざまなソリューション開発に役立ててもらうためのAndroid tabletアプリケーションです。 「ModelHouse3D」の活用方法の具体例は以下のメニューのように構成されており、詳細は詳細はアプリケーションの解説を参照。 [Web3Dモデルハウス建築工事][部屋毎立体模型3D(ExpandPanorama)][建物立体構造調査3D][Webアルバムから3Dアルバムへ][設備機器設置シュミレーション][鉄筋配筋施工AR検証][設計図整合性AR検証][建物納め指図AR納め][建築基準法3D解説][3Dワイヤーフレームワーク][終了] 2012 竹内久知 データセット部門 「SmartTown」実現のための自治会町内会予算分類基準COFOT (Classification of the functions of town) データセットの名称のURL http://linkdata.org/work/rdf1s570i その他のデータセット cofot.xlsx http://goo.gl/GG134 hodogaya.xlsx http://goo.gl/uo4Df yosan_kanren.xlsx http://goo.gl/YmNnL yosan_kesan.xlsx http://goo.gl/fdcQw dataset.csv http://goo.gl/6TO3p データセットの解説http://goo.gl/vBM1d 「SmartTown」では、予算関連データをよりよく理解するための手始めとして、自治会町内会予算の分類コード体系と自治会町内会収入・支出科目分類表を組み合わせ、全国地域の自治会町内会の標準としての自治会町内会予算分類基準COFOT(Classification of the functions of town)原案を策定し、トライアル後に完成版に仕上げていく計画で作業を進めています。このCOFOT分類基準は国連の策定したグローバルスタンダード政府決算統計用国際標準COFOG(Classification of the functions of government)の3階層構造を解析し、集約して、準拠させています。COFOT原案策定と同時に、地方自治体予算に関して約3,000事業を超える横浜市事業計画書のデジタル化を終え、解析・データマイニングによりデファクト・スタンダードを目指した国際自治体予算比較基準COFOLG(local government)の原案作りを始めており、COFOTはCOFOL等への上位互換性を備えた体系となっています。 「SmartTown」では、財政的な基盤の充実のために、地方自治体(横浜市)と地域(自治会町内会)の財政に関するデータのオープンデータ化を進め、予算関連データの可視化により地域住民がより解りやすく、学習し、理解し、地方自治体、自治会町内会、地域住民が対話するための手段としてICTを活用し、地方自治体予算の意義・意味(どのように市民に有効か)と効果(一人ひとりが実感できること)が市民に理解できるようにする手段と、さらに市政の広報活動を担っている自治会町内会単位でその地域で予算がどのように使われ、市民がそれらをどのように評価しているかを知る手段の提供により、行政に対して社会を良くすること、私達の町も良くするための地域(自治会町内会)財源充実のための提言を行えるソリューションを提供します。 「SmartTown」実現のための自治会町内会予算分類基準COFOT 2012 竹内久知 アイデア部門「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ 竹内久知 「俺のゼニはどこへ行った」プロジェクト所属 応募作品の内訳 応募概要 地方自治体アイデア.doc http://goo.gl/QWE3g 参考資料.pdf http://goo.gl/Xo3PW 予算ソリューション.wmv http://youtu.be/FU3rAbXE8q4 「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ(町内会を含んだ地域の地域メッシュ)は地方自治体(横浜市)と地域(自治会町内会)と地域住民とが連携して、予算情報、行政サービス情報、所帯・個人情報、天気情報等の住みよい町造りに必要なLODデータを市民行政参画情報ハブに連結させ活用し、「オープンデータ活用ビジネスにより市民が行政に参画し、社会を良くすること、私達の町も良くすること、予算の効果を身近なところで実感してもらうこと」を目的とし、地域から始め、地方自治体へ、さらに全国規模へと市民参画ネットワークを広めていくソリューションとして提供します。 このソリューションは 1.[ベースデータ]15件の平成24年度横浜市予算関連デジタル化済みデータを市民行政参画情報ハブのベースデータとし、この予算関連データとさまざまなLODデータとを連結して活用するためのソリューション。 2.[spending.jp]横浜市予算関連データを可視化し、より解りやすく情報公開し、学習し、理解するためのソリューション。 3.[市民行政参画情報ハブ]ネットワークによる投稿・コメント・意見・議論・タグ付け等により地方自治体、自治会町内会、地域住民が対話するための手段と地域のさまざまな情報を地図上へのマッピングする(犯罪、事故、道路工事、防災拠点、信号・横断歩道・街路樹・街灯その他の市民による行政評価情報等)情報ハブ機能を提供するソリューション。 4.[予算提言書]地域住民が自身で考え判断し、予算組替え等の提言等のアクションを起すための手段と、全国地域の自治会町内会とのさまざまな視点よりの比較を行う手段を提供するソリューション。 の4ステップをまとめたトータルソリューションです。(2.[spending.jp]と4.[予算提言書]のアプリケーションはPCとスマートフォーン共通アプリケーションとして開発し、実装済みです) 「SmartTown」実現の具体策の一つとして、産業毎に順次、市民行政参画情報ハブに連結した、LODデータを使用したソリューションの具体化を行います。 その具体策として「ModelHouse3D」は建設業でのLOD活用方法の具体例を示したアプリケーションす。この具体例を参考に建設業、不動産業、その他さまざまな分野用途に応用し、さまざまなソリューション開発に役立ててもらうためのTabletアプリケーションです。 「ModelHouse3D」は建築工事に係る全建築工程写真LOD、全使用建築資材・設備器機写真LOD、建築関連書類LODとその活用ソリューションです。 全建築工程写真LODは工程毎の建物3Dモデル全面にテクスチャとして貼り付けられる写真アルバムで、どんな工事瑕疵も発見可能で欠陥・手抜き・過剰工事を起さない安心と安全な住宅建築を提供できます。 建築写真を発展させた新しい建築工事写真分野の創出により若年者・高齢者の雇用を生み出し所得拡大、中小建設業収益拡大と経済活性化も実現します。 建築関連書類LODにより長期優良住宅とその資産価値を減損させないため手段を提供し、工事・リフォーム履歴の保存により住宅ストック価値を高め、欧米並みの中古住宅流通を実現させます。 中小建設業者最大の課題である展示場にモデルハウスを展示できないことに対して、全工程、全使用建材を開示できるWeb上で3Dモデルハウスを展示することが可能となり、大手建築業者に集中していた建築工事を中小建築業者が取り戻し、売上・所得を拡大させ、経済の活性化を実現します。 「SmartTown」スマートタウンを目指す市民行政参画情報ハブ 「SmartTown」にLOD連結する「ModelHouse3D」アプリケーション 2012 重光 俊亮 シロイヌナズナの細胞内局在化部位に関するデータベースであるSUBAを、LOD化します。これにより、TAIRやUniProtKBなどの既存のデータベースのアノテーションをより拡張することができ、バイオインフォマティクスの研究においてデータセットを構築する際に有用です。 2012 重光 俊亮 シロイヌナズナのタンパク質の細胞内局在化部位をまとめたデータベースであるSUBAをRDF化しました。また、SUBAとBioLODなどへのリンクも作成しました。引用文献:Tanz, S. K. et al. SUBA3: a database for integrating experimentation and prediction to define the SUBcellular location of proteins in Arabidopsis. Nucleic Acids Research 41, D1185–91 (2012). SUBA RDF SUBA LOD 2012 高橋 陽一 共働きの家庭や一人暮らしの家庭では特に「今朝は洗濯をするべきか否か」は切実な問題。さらには降雨/降雪、花粉、黄砂等の洗濯物を脅かす要素を考慮した場合「洗濯モノを外に干しても大丈夫か」まで含めて、朝の忙しい時間に情報をかき集めて総合的に判断するのは難しく悩ましいもの。そこで、各所で個別公開されている気象予測/観測データ(降水/風/花粉/黄砂など)ならびにユーザの居住エリアの各々のデータを「リンク」させることで、今日は洗濯物を外干ししても大丈夫かを総合的に判定/アシストする。 アイデアの詳細及び想定使用データについては下記のURLを参照 http://goo.gl/0Nhtm あなたのお宅【今日は外干し大丈夫?】 2012 高橋 陽一 東日本大震災においては、埋立地に限らず内陸部の住宅地等でも液状化による被害が発生し、土地に潜在的に潜むリスクに対する懸念から「古地図を参照/確認する動き」が市民レベルで顕著になったことは記憶に新しい。このように、土地或いは住宅について、資産性維持の観点(地価下落のリスクや住宅修繕費用の出費リスク)から、斯様な地盤そのものに潜むリスクを購入取得前に予め把握したいというニーズは高まっているものと考える。 このようなニーズに対して、まず地盤リスクについては、上述の古地図をベースとした評価を想定した場合、目的の対象地がピンポイントで定まっている場合には「人間が地図を読み解き判断する」ことで評価は可能ではある(参考: http://www.gsi.go.jp/common/000061425.pdf )。 他方でこの方法では、例えば「地価と最寄り駅からの距離の関係」で予算範囲内で最適な地価のエリア群を探索するような「任意の条件による機械的な探索処理」には向かない。このようなニーズを想定した場合、「実際の地盤の時層」である「ボーリング柱状図」のデータと各種地価調査データを「リンク」させることで、機械的な探索が行い易くなるのではと考えた。 アイデアの詳細及び想定使用データについては下記のURLを参照 http://goo.gl/fumx1 その地面大丈夫?〜地盤と地価の関係をLODで探索 2012 山口貴弘 論文検索サイト CiNii の機能を拡張し、利便性を高めることを提案します。 ・CiNii に登録されている論文を、予め分類しておき、国会図書館のように検索できるようにする。 ・CiNii の RDF データを利用して論文同士の関連性を可視化する。 ・他の論文ベースとの接続し、LOD として拡張する。 ・(ユーザーが) OpenSearch の結果を 4store などの RDF ストレージに蓄積して再利用する。 ・論文検索結果から関連した論文をレコメンドするサービスを行う。 2012 山口貴弘 論文検索サイト CiNii の機能を拡張し、利便性を高めることを提案します。 ・CiNii に登録されている論文を、予め分類しておき、国会図書館のように検索できるようにする。 ・CiNii の RDF データを利用して論文同士の関連性を可視化する。 ・他の論文ベースとの接続し、LOD として拡張する。 ・(ユーザーが) OpenSearch の結果を 4store などの RDF ストレージに蓄積して再利用する。 ・論文検索結果から関連した論文をレコメンドするサービスを行う。 CiNii 拡張プロジェクト CiNii 拡張プロジェクト 2012 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト 高度ICT演習観光系プロジェクト M1:高橋正輝、坂井麻里恵 B3:岸野亜理沙、佐藤正徳、武田泰典、似内勇太、前田実優、松田隼士、山田亜美 B2:安藤大岳、伊林謙太、小野美郁、工藤卓也、西本光司、兵藤允彦 アドバイザー:M2 永峰和弘 指導教員:奥野拓 はこだてMap+ はこだてMap+は、函館を訪れる観光客のまちあるきを支援するWebアプリケーションです。このアプリは、地図上に観光ルートや観光スポットの情報を表示します。住所や電話番号などの基本的な観光情報はもちろん、他の観光アプリにはない+αな情報(映画ロケ地情報、土木遺産情報)を得ることで新たな発見が生まれます。観光前にこのアプリを利用すると、効率的に観光プランをたてることができます。アイデア部門には、観光中に利用するiPhoneアプリ版のはこだてMap+もエントリーしました。 【機能】 画面左の選択バーからコースを選択すると、観光ルートが表示されます。緑色のピンはコース内の観光スポット、赤色のピンはコース外の観光スポットです。ピンをクリックすると観光スポットの詳細情報を見ることができます。タブを切り替えることで、映画ロケ地の情報や、土木遺産情報が表示されます。画面右にあるチェックボックスで、カテゴリ(食べる・遊ぶ・見るなど)からスポットの絞り込みができます。 【使用するLODデータ】 (1)函館まちあるきルート情報 ・函館まちあるきマップ(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/hako_machi/) 函館市が提供している、函館の街並みを歩きながら楽しむことができるルートを掲載した地図です。この地図から、まちあるきのルート情報を取得しています。 (2)映画ロケ地情報 ・はこだてフィルムコミッション(http://www.hakodate-fc.com/) 函館市が運営している、函館で撮影された映画のロケ地情報を掲載したWebサイトです。このサイトから、ロケ地となったスポット名、その映画タイトル、ロケ地で撮影されたシーンの内容を取得しています。 (3)土木遺産情報 ・函館近代化遺産ポータルサイト(http://hnct-pbl.jimdo.com/) 函館の歴史ある土木建築物(ダムや堤防など)の情報を掲載したWebサイトです。このWebサイトは函館工業高等専門学校のPBLで株式会社ノース技研の指導の下に作成されました。このサイトから、土木建築物の概要を取得しています。 【その他のデータ】 観光スポット情報 ・函館市公式観光情報サイトはこぶら(http://www.hakobura.jp/) 函館市が運営している、函館の観光スポット情報を掲載したWebサイトです。Web APIから観光地の住所、電話番号、詳細情報を取得してます。 2012 公立はこだて未来大学 高度ICT演習観光系プロジェクト はこだてMap+は、観光客が函館の観光スポットについて「なるほど!」、「おもしろい!」、「おどろき!」のような+α情報を知ることができるアプリケーションです。函館市には函館まちあるきマップという観光コースを掲載した地図があります。この函館まちあるきマップのルート情報をLOD化し、さらに他のLODと組み合わせた観光アプリを開発することで、観光客にとって有益な情報を提供できます。はこだてMap+では、地図上に函館まちあるきマップの観光コースや観光スポットを表示します。観光スポットを選択すると、観光情報だけではなく、そのスポットの歴史に関する情報や、映画ロケ地としての情報などの+α情報を知ることができます。その+α情報を観光客が知ることで、観光スポットに立ち寄るきっかけになり、観光スポットに対する感動が増します。このように、+α情報として、観光客が興味を持つ様々なジャンルの情報を増やしていくことで、函館を訪れる観光客にとって嬉しい情報の提供を目指します。 【利用するデータ】 (1)まちあるきのルート情報 ・函館まちあるきマップ (http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/hako_machi/) 函館市が提供している、函館の街並みを歩きながら楽しむことできるルートを掲載した紙媒体の地図です。 (2)観光スポット情報 ・函館市公式観光情報サイトはこぶら(http://www.hakobura.jp/) 函館市が運営している、函館の観光スポット情報を掲載したWebサイトです。 (3)+α情報 ・はこだてフィルムコミッション (http://www.hakodate-fc.com/) 函館市が運営している、函館で撮影された映画のロケ地情報を掲載したWebサイトです。 ・函館近代化遺産ポータルサイト(http://hnct-pbl.jimdo.com/ ) 函館の歴史ある土木建築物(ダムや堤防など)の情報を掲載したWebサイトです。このWebサイトは函館工業高等専門学校のPBLで株式会社ノース技研の指導の下に作成されました。 はこだてMap+ 〜LODでつながる函館観光〜 はこだてMap+ 2012 洞渕彩未 中尾京子 女性ファッションは種類も多く好みも分かれるため,おしゃれしたいと思っても情報が混在しており,情報を得るのが困難です。そこで,簡単におしゃれの情報を得るためのアプリケーションを開発しました。女性がファッションを選択する際に役立つことを願っています。 アプリの概略は,まず写真の中から好きなファッションスタイルを選びます。すると,近いスタイルが掲載された雑誌の一覧が表示されます。その雑誌の中から見たいと思うWebサイトと掲載ブランドリストを参照することができます。結果から,雑誌は違うけれど,同じブランドが掲載されたり,スタイルごとに内容が重なっている雑誌が違うといった曖昧な部分に対応できると考えています。 ※full screenでの実行を推奨します 2012 中尾 京子 洞渕 彩未 【 ファッションについてのデータセット 】 BrandList 女性ファッションブランドについてまとめたデータセット BrandListByMagazine 雑誌に掲載されているブランドリストをもとに分類した女性ファッションブランドのデータセット magazineType 雑誌をファッションスタイルごとに分類したデータセット photo_to_magazine ファッションスタイルを表現している写真と写真に近いスタイルが掲載されている雑誌を分類したデータセット 全ての権利の主張 Girls Fashion Data 2012 洞渕彩未 中尾京子 <企画概要>  女性ファッションは種類も多く好みも分かれるため、おしゃれしたいと思っても情報が混在しており、情報を得るのが困難です。  例えば、おしゃれに初めて興味を持ったとき、書店で雑誌を読んだり、直接ショッピングビルを見に行ったり、ショッピングビルやブランドのウェブサイトから調べたりします。また、初心者でなくても、未知のブランドや新しくできたブランドなどを開拓する場合、大抵同じような方法で新しい情報を入手します。 現在,それぞれのブランドのホームページが整備されたり,雑誌のブランドリストから購入できる通販サイトなどができたり,利用しやすくなっています。しかし,ファッションスタイルを満たすブランドは1つだけではありません。また,自分の好きなスタイルがわからない人はどのような雑誌を読んだり,どのような店に行けば良いのかすらわかりません。  このように、ファッションスタイル、雑誌、ファッションブランド、雑誌等の情報がリンクされておらず、それぞれの情報がバラバラに存在しています。その結果、おしゃれを楽しもうとして、何から手をつけていいかわからず諦めたり、雑誌やブランドを探すのに手間と時間がかかったりしてしまいます。 そこで、これらのファッション情報をリンクすることを提案致します。リンクによって、時間や労力をかけず、効率よくおしゃれを楽しむことをできると考えます。 <効果> ①ファッションスタイルに合った情報提供により、ファッションに関する情報量が増加します。 ②コーディネートから雑誌を推薦したり、スタイル・雑誌・ブランドから商品を推薦したりすることによって、情報入手の手間が省け、スピードが向上します。 その結果、新しいスタイルやブランドに出会うことができ、効率よくおしゃれを楽しむことをできるようになると考えています。 GIRLS FASHION LINK GIRLS FASHION LINK App 2012 山本泰智 王悦 金進東 TextAE(Text Annotation Editor)は名前の通り、テキストに対するアノテーション情報を編集するためのウェブアプリケーションであり、編集作業を効率化するためにアノテーション情報を可視化する。テキストアノテーションは一次元データ(文字列)中の専門用語等の出現位置を特定し、その用語間の関係を表現する必要があるが、TextAEはSVGを使ってそのアノテーションを表現し、ウェブブラウザを用いた編集を可能にする。アプリケーション部門に応募しているPubAnnotation(a037)の可視化ツールとして開発された。現在,FireFoxとChromeの最新バージョンで問題なく動くのを確認済み。 TextAE 2012 梶浦美咲 【概要】 「Ranking of Author and Journal」はCiNiiでの論文検索結果から、その検索キーワードと関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムです。 【研究における問題点】 本来、自分の研究における重要なキーワードが分かったとしても、そのキーワードにおける重要な著者や刊行物が分からず、研究に関連しそうな重要な論文を読むことは困難です。 CiNiiでの現状として、関連著者・関連刊行物を示すカラムが既に存在しますが、そこからは関連性の高いものでのランキングは行われていません。 【解決策】 そこで、キーワードによって検索されたものの中から、そのキーワードに関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムを提案します。関連性の高い著者や刊行物が分かれば、自分の研究に関係しそうな他の論文も読むことが可能になります。 それにより、自分の研究分野に対する理解を更に深めることができると考えられます。 最新説明資料URL: http://exp.symbiotic.jp/paperlod/contents/RankingOfAuthorAndJournal.pdf 2012 三宅 明日香 山口 貴弘 梶浦 美咲 生島 高裕 米村卓 PaperLODはCiNiiのRDFデータを解析し、先行研究のリサーチ、国内の学会の活動状況、参照関係、関係著者の関係を可視化するシステムです。 PaperLodでは以下のことができます。 1.CiNiiのデータベースをバックエンドとしたフリーワード検索で論文の検索。 検索結果は論文単位でキャッシュされ、解析されます。 2.検索結果に応じ、解析結果からランキングを表示します。 ア.学会のランキング イ.関係著者のランキング 3.検索結果から論文を選択するとその論文と関連性が強い論文が分かります。 4.一覧から論文を選んでお気に入りに入れておき、論文と論文の関連を調べられます。 PaperLOD 2012 梶浦美咲 【概要】 「Ranking of Author and Journal」はCiNiiでの論文検索結果から、その検索キーワードと関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムです。 【研究における問題点】 本来、自分の研究における重要なキーワードが分かったとしても、そのキーワードにおける重要な著者や刊行物が分からず、研究に関連しそうな重要な論文を読むことは困難です。 CiNiiでの現状として、関連著者・関連刊行物を示すカラムが既に存在しますが、そこからは関連性の高いものでのランキングは行われていません。 【解決策】 そこで、キーワードによって検索されたものの中から、そのキーワードに関連性の高い重要な著者・刊行物のランキングを生成するシステムを提案します。関連性の高い著者や刊行物が分かれば、自分の研究に関係しそうな他の論文も読むことが可能になります。 それにより、自分の研究分野に対する理解を更に深めることができると考えられます。 Ranking of Author and Journal Ranking of Author and Journal 2012 三宅明日香 「Linked Paper」は論文間の内容の類似度を分析することで、関連性の高い論文を表示させるシステムです。 研究を行うためには、ある研究テーマを設定し、それに関連する論文を探し続ける必要があります。通常はCiNiiなどを使ってキーワード検索を行いますが、それだけでは関連する論文を探し出すのは難しいと考えられます。そこで、論文の内容に基づいて論文をリンクさせ、内容が近いものをランキングで表示し、たどっていけるシステムを提案しました。これによって、関連性の高い論文を探し出すのが簡単になります。また自分が検索してきたキーワードでは出てこなかった、意外な関連論文も読むことができるので、考えも膨らむのではないかと考えられます。このシステムは、研究を行う学生や学者にとって有用なものになるだろうと考えています。 2012 三宅明日香 「Linked Paper」は論文間の内容の類似度を分析することで、関連性の高い論文を表示させるシステムです。 研究を行うためには、ある研究テーマを設定し、それに関連する論文を探し続ける必要があります。通常はCiNiiなどを使ってキーワード検索を行いますが、それだけでは関連する論文を探し出すのは難しいと考えられます。そこで、論文の内容に基づいて論文をリンクさせ、内容が近いものをランキングで表示し、たどっていけるシステムを提案しました。これによって、関連性の高い論文を探し出すのが簡単になります。また自分が検索してきたキーワードでは出てこなかった、意外な関連論文も読むことができるので、考えも膨らむのではないかと考えられます。このシステムは、研究を行う学生や学者にとって有用なものになるだろうと考えています。 ※少々修正いたしましたので、下記のURLのPDFを参照して頂けますようよろしくお願いいたします。(1/31) http://exp.symbiotic.jp/paperlod/contents01.html Linked Paper Linked Paper